「諸国民の権利が等しい島」 スヴァールバル諸島 スピッツベルゲン島  その七

 スヴァールバル諸島は、北緯78度。
 南極大陸にある昭和基地より1000km
も極点に近い、極北の島です。

 クジラの漁場としてさまざまな国の捕
鯨船が短期的に滞在する間は、どの国の
領土となるかについて、表面化しません
でした。
 しかし、石炭の埋蔵が判明し、炭坑が
設けられるとなると、領土問題が顕在化
します。

 長年に渡って国際会議が開かれ、つい
にスヴァールバル条約が締結されます。

 第一条 ノルウェーの主権を尊重する。
 第三条 締約国の国民は、居住と工業・
    鉱業・商業活動に関して同等の権
    利を持つ。

  スヴァールバル諸島では、ノルウェー
が主権を持つものの、スヴァールバル条約
を締結した国の国民(ノルウェー人も、日
本人も、・・・)は、同等に経済活動できる権
利があります。

supitsu machi kokki
  

 

 

 

 

 

 

  

 

 

     前回の問題 解答
 厚労省国民健康栄養調査によれば、19
90年から2014年にかけて、成人男性の喫
煙率は、21%減少しました。

      今日の問題 
 スヴァールバル条約締約国の諸国民は、
スヴァールバル諸島における所有権に関
して、どのような権利を持っているでし
ょう。
   

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