西アジアに生息する牛は、三日月そっくり
の巨大な角を持っています。
古代の人々は、月の満ち欠けが、人間の心
身の状態や植物の生育に深く関わっていると、
信じていました。
そこで、月が、欠けても再び満ちて、豊か
な恵みをもたらしてくれるように願い、月に
何を捧げるべきかと、思案を巡らします。
選ばれたのは、堂々とした三日月型の角を
持つ牛でした。
牛は、いつでも月に捧げられるように、人
家の近くで飼われるようになります。
イヌやヤギ、ヒツジなどと並んで、ウシも
家畜化されます。 <つづく>
〈 神様の乗り物 〉
世界を牛耳るウシ その2
〈 丑の年の、丑の日の、丑の刻の生まれ 〉
世界を牛耳るウシ その1
前回の問題 解答
チタ~ハルピン~ウラジオストク(中国経
由)の距離は、チタ~ハバロフスク~ウラジ
オストク(ロシア領内経由)の距離の、2/3ほ
どになります。
今日の問題
西アジアに生息する牛の角の長さは、どれ
ほどでしょう。
A 約10cm
B 約30cm
C 約50cm
D 約70cm
E 約90cm
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