カメが長寿の象徴と考えられてきた、第一の理
由です。
日和佐町(現美波町・徳島県)や屋久島(鹿児島県)
などには、毎年夏になると、アカウミガメが産卵
するために上陸します。
産卵から二か月を過ぎると、卵が孵化します。
子ガメの大きさは4cmぐらいで、体重は20gぐ
らいです。
この子ガメが成長し、約100cm・約100kgもの
親カメになって再び上陸するまでに、10~30年
もかかると言われています。
孵化してから成熟するまでの期間は、他の動物
に比べ、非常に長くなっています。
成熟するまでの期間が長ければ、成熟後の生存
期間も長くなるはずだと考えられたのでしょう。
< つづく >
写真の出典『動物たちの地球 100』朝日新聞社
カメは萬年 その一
前回の問題 解答
千葉県の人口は、アイスランドの人口の約18倍
です。
今日の問題
アカウミガメには、温度依存的性決定機構が働
きます。
孵化期間の温度が29℃以上では、オスになりや
すいでしょうか、メスになりやすいでしょうか。
夢を実現する学習塾 開 進 学 園
ホームページ