〈 本州最西北部・向津具半島 〉本州の海岸線一周 その101

 萩の市街地を後にして西へ進むと、金子みすゞの故郷である仙崎です。
 仙崎や対岸の青海島などに囲まれているのは、深川湾です。

 東側を深川湾とすれば、西側は油谷湾になります。
 この深川湾と油谷湾に挟まれて、北側の日本海へ突き出ているのが、向津具半島です。
 本州の最西北部に当たります。

 向津具半島は、難読地名でもあります。
 『漢字源 藤堂明保他編 学習研究社』によれば、三漢字の音読み・訓読み・名付け読みは、次の通りです。
  向 コウ む(く) 【名付け ひさ・むか・むき・むけ】
  津 シン つ   【名付け す・ず・づ】
  具 グ・ク     【名付け とも】
 上記を基にして、「向津具」の読みを推理します。

 正解は、「むか」+「つ」+「ク」=「むかつく」です。
 なお、「しゃくにさわって、腹が立つ」という意味の語句とは、一切関係ありません。

 向津具半島の中央部には、標高300m前後の、巨石の点在する大草原が広がっていました。
山口県 向津具半島

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     前回の問題 解答
 千利休は、小田原まで秀吉に随行しました。
         

 
 
     今日の問題  
 向津具半島の中央部に広がる大草原は、畳が数多く敷かれている広さに相当することから、何敷と呼ばれているでしょう。
            

  

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