〈 九州最北端 太刀浦埠頭 〉門司紀行その6

 新門司港を後にして、10分ほど北上します。

 和布刈公園がある山並みを左手に見ながら太刀浦(たちのうら)トンネルを抜けると、埋め立て地が二ヶ所、関門海峡へ突き出ています。
 そのうちの西側が、太刀浦第一コンテナターミナルです。
 東側が、太刀浦第二コンテナターミナルです。
 太刀浦第一コンテナターミナルと太刀浦第二コンテナターミナルと一般船用岩壁を合わせて、太刀浦埠頭と呼ばれています。
 年間で約5000隻もの船舶が入港する、九州で有数な港湾です。

 地図上で見ると、太刀浦第一コンテナターミナルの先端は、九州最北端に当たります。

 九州最東端 鶴御崎(大分県 佐伯市)
 九州最西端 神崎鼻(長崎県 佐世保市)
 九州最南端 佐多岬(鹿児島県 南大隅町)

 九州の他の三端は自然地形なのに対して、最北端だけが人工地形です。
 しかも、私有地なので、出入りできません。
 フェンスの外から、九州の最北端を見つめるばかりです。

 太刀浦埠頭 車両

太刀浦埠頭 コンテナ

 〈 新門司港 〉門司紀行その5

〈 海上大浴場 〉門司紀行その4

〈 寄港地・徳島 〉門司紀行その3 

〈 東京港から潮岬沖へ 〉門司紀行その2

〈 東京/有明港フェリーターミナル 〉門司紀行その1

〈 大宰府政庁の跡 〉築紫紀行その12

〈 角島大橋 〉本州の海岸線一周 その103

 

     前回の問題 解答
  安土桃山時代、「三国」とは「日本・中国・インド」を指していました。
                 

 
 
     今日の問題  
 「和布刈」は、何と読むでしょう。

    

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