本州の最西北端に当たる川尻岬を後にして、油谷湾の東沿岸から南沿岸へと進みます。
それまでの長門市から、下関市へ入ります。
やがて南端に突き出ている本場鼻が、見えてきます。
本場鼻の西側は、幅1.5kmほどの海士ヶ瀬戸です。
海士ヶ瀬戸を隔てて本州の対岸は、角島です。
角島は、周囲が17.1km、最高標高が66mの小島です。
東側に突き出た牧崎と、西側に突き出た夢崎とで、ウシの角のように見えることから名付けられたようです。
角島は、古くから漁業が盛んで、『万葉集 巻16ー3871』でも詠まれています。
角島の瀬戸の稚海藻(わかめ)は人の共(むた)
荒かりしかど我れとは和海藻(にぎめ)
2000年に、海士ヶ瀬戸を跨いで、本州と角島を結ぶ、角島大橋が完成しました。
全長1780mを、28基の橋脚が支えています。

〈 本州最西北部・向津具半島 〉
本州の海岸線一周 その101
〈 三角州に造られた城下町・萩 〉
本州の海岸線一周 その100
〈 阿武海岸・合併を避けた阿武町 〉
本州の海岸線一周 その98
前回の問題 解答![]()
goの「3単現」は、goesです。
今日の問題
2000年当時、離島架橋として日本で最長の橋は、何橋だったでしょう。
