カテゴリー別アーカイブ: 大地の恵み

「大地に根ざした生活へ」 残る文化・残らない文化  その10

 プラスチックに代表される石油化学は、
暮らしを便利にしてくれた面はあるもの
の、命と健康を奪ってもいます。
 巨大な高層ビルは、繁栄する経済の象
徴である反面、大空や陽光を奪う存在で
もあります。
 
 石油化学製品も、コンクリートも、使
い終わった後、長期間に渡って、自然を
脅かしながら、残り続けます。

 「残る文化」を追求する道は、いずれ限
界に突き当たります。
 「残らない文化」に充実感を味わう道へ、
大地に根ざした生活へ、大地に生を受け
て大地に帰す循環型へ、進路を変えるべ
き時に来ているのではないでしょうか。 
            < 完 >

「富と権力の遺物」
    残る文化・残らない文化その9


「箸 一膳」 
    残る文化・残らない文化その8


「土に戻せない廃棄物」 
    残る文化・残らない文化 その7


「木を素材の中心とした生活へ」
    残る文化・残らない文化 その6

「文化生活」 
    残る文化・残らない文化 その5


「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
      前回の問題 解答
 茶の木に宙吊りしていたカマキリのよ
うに、動物が他の物に姿を似せることを、
「擬態」といいます。
 

  
      今日の問題 
 木材の自給率は、2008年と2018年を比
較すれば、増加しているでしょうか、減
少しているでしょうか。
     

 
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歳末のカマキリ

 歳末のある日、玄関前の茶の木が、気
がかりになりました。
 ふと違和感を感じたのです。

カマキリ 茶の木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 一見すると、いつもと同じ茶の木です。
 それでも、違和感を感じた部分に、目
を近づけるとー。
 葉隠れしたカマキリが、一匹いました。

 その日は、真冬のような低温でした。
 カマキリは、低温のために動けないの
でしょうか。
 不動の宙吊り体形で、冬越しを目指し
ているのでしょうか。

カマキリ 拡大
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 翌日は、低気温が回復しました。
 カマキリは、体を起こして、わずかに
動き出します。

 しばらくして再び観察しようとすると、
カマキリの姿はありません。
 より良い冬越し環境に向かって、旅発
ったのかもしれません。

カマキリ 動く
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 「空蝉」と「虚蝉」に共通する読みは、
「うつせみ」です。
 

  
      今日の問題 
 茶の木に宙吊りしていたカマキリのよ
うに、動物が他の物に姿を似せることを、
何というでしょう。
     

 
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「冬至」と「柚子」の奇妙な関係

 冬至の12月22日、残念ながら陽光を拝
むことは叶いませんでしたが、国立天文
台の資料から、太陽の様々な動向が解り
ます。(数値は、千葉市の場合です。)
 
 太陽の南中高度は、12月19日から26日
まで、31.0度と最も低くなります。

 日の出から日の入りまでの時間は、19
日から25日まで、9時間45分と最も短く
なります。

 日の入りの時刻は、冬至より前から遅
くなっています。
 最も早い日の入りの時刻は、2日から
10日までの、16時26分です。
 冬至の22日の日の入りの時刻は、それ
より4分遅くなっています。

 日の出の時刻は、冬至を過ぎても、さ
らに遅くなります。
 最も遅い日の出時刻は、12月31日か
ら1月15日までの、06時49分です。
 冬至の日の出の時刻より、4分遅くな
ります。

 冬至といえば、柚子湯が欠かせません。
 その柚子湯に入りながら、「冬至」と
「柚子」の奇妙な関係を、思い付きました。

 「冬至」
     読み仮名にする。
 「とうじ」
     同音異字にする。
 「湯治」
     誤読する。
 「ゆじ」
     訛る。
 「ゆず」
     漢字にする。
 「柚子」

柚子 2019 12
 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 『ほんとうのアフガニスタン』の、あ
とがきの題名です。

   最悪の「試練」に
    「とも」に生きつづけます 
 

  
      今日の問題 
 2019年の冬至は、12月22日でした。
 2020年の冬至は、何月何日でしょう。
     

 
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「富と権力の遺物」 残る文化・残らない文化 その9

 富と権力は、ピラミッドに代表される
巨大な建造物を、永遠に残そうとしてき
ました。
 たとえ崩壊したとしても、存在した形
跡までは消えないように。

 地震・噴火・大洪水などの自然災害が飲
み込んだ巨大な建造物は、長い眠りから
覚めた後、後生の人々へ、往時の「栄華」
を伝えてくれます。
 そして、そのような「繁栄」を造りだし
た富と権力を、誰がどのように掌握して
いたかに、注目が集まります。

 誰がどのように富を集め権力を握った
かを知ることが歴史を学ぶ目的であるか
のように錯覚した人々は、次は自分が富
を集め権力を握ろうとします。
 あるいは、富を集め権力を握る策謀に、
協力したり、共感します。
 ほんのわずかしか遺物を残さない大多
数の人々の暮らしには、関心を示さずに。
             <つづく>

「箸 一膳」 
    残る文化・残らない文化その8


「土に戻せない廃棄物」 
    残る文化・残らない文化 その7


「木を素材の中心とした生活へ」
    残る文化・残らない文化 その6

「文化生活」 
    残る文化・残らない文化 その5


「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
      前回の問題 解答
 古代日本の基本六色は「紅・丹・赤・黒・
青・白」なので、青は入っていますが、緑
は入っていません。
 

  
      今日の問題 
 木材の国内生産量は、2008年と2018年
を比較すれば、増加しているでしょうか、
減少しているでしょうか。
     

 
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<高知城 光の祭> 初冬の土佐路 その四

 南国・土佐でも、初冬の日の入りは早
くなります。
 5時30分、すっかり暗くなったところ
で、高知城・光の祭の開会です。

 天守閣は、天上からは月光に、地上か
らは強力なサーチライトに、照らされま
す。
 真っ赤に色づけされた木々の先に、白
壁が一段と映えています。

高知城 照明 赤
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イチョウの大木も、赤く染まります。
高知城 イチョウ 赤
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イチョウの大木は、青くも染まります。
高知城 イチョウ 青
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 色とりどりのイチョウも幻想的ですが、
何と言っても黄色いイチョウが一番です。

高知城 イチョウ 黄
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<かわうそ自然公園>
        初冬の土佐路 その三

<竹林寺の紅葉> 初冬の土佐路その二

<五台山の紅葉> 初冬の土佐路 その一

      前回の問題 解答
 『三・一独立宣言』で、それぞれの
「 」には次の語句が入ります。

  朝鮮の「独立」は、・・・日本をして
 「邪道」より出でて東洋の「支援者」とし
 ての「重責」を全うさせるもの
 

  
      今日の問題 
 日本三大夜城とは、大阪城と高田城と
どこでしょう。
     

 
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<かわうそ自然公園>  初冬の土佐路 その三

 高知市の西方で、四国山地に抱かれて
いるのが、津野町です。
 ニホンカワウソが目撃されたのは、津
野町を流れる新庄川が、最後とされてい
ます。
 それを記念して造られたのが、かわう
そ自然公園です。

 漆黒の中、石に変わってしまった何体
ものニホンカワウソを、イルミネーショ
ンの優しい光が、労っています。

カワウソ公園 電飾
 

 

 

 

 

 

 

 
 

 早朝の公園は、霜柱に覆われていまし
た。
 一面の白地に、黄色地が点在していま
す。
 くすんだイチョウの葉です。
 
カワウソ公園 霜柱
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 目を地上から天上に移すと、雲一つな
い青空が広がっています。
 広い広い青地を押しのけて、精一杯手
足を伸ばしていたのは、寒風をものとも
しないイチョウでした。

カワウソ公園 イチョウ
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<五台山の紅葉> 初冬の土佐路 その一

<竹林寺の紅葉> 初冬の土佐路 その二
 

      前回の問題 解答
 与謝蕪村が68歳で亡くなるのは、十二
月です。

  
      今日の問題 
 「獺」は、何と読むでしょう。
    

 
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<竹林寺の紅葉> 初冬の土佐路 その二

 五台山展望台から南東方向へ下りると、
石階段があります。
 築地壁に沿って、さらに下ると、竹林
寺に至ります。
 1200年も前に創建された古刹です。

 池の畔を進むと、大師堂が紅い衣に纏
われて建っています。
 400年ほど前に建立されたお堂です。

竹林寺 お堂
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大師堂と対面する高台に建っているの
が、五重塔です。
 五台山の各地から、木々の上に顔を出
しているのが見られますが、真下で見る
と、実に壮観です。

 総檜造りで、1980年に再建されました。
 高さは、約31mになります。

竹林寺 五重塔
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

<五台山の紅葉> 初冬の土佐路 その一

      前回の問題 解答
 古代オリンピックの選手達が、速効活
力源として愛用していたのは、はちみつ
です。

  
      今日の問題 
 竹林寺の山号は、何でしょう。
   A 一台山
   B 二台山  
   C 三台山
   D 四台山
   E 五台山 

 
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