カテゴリー別アーカイブ: 大地の恵み

<五台山の紅葉> 初冬の土佐路 その一

 高知駅を出発したバスは、はりまや橋
や路面電車道を経て、市街地の南東方向
へ進みます。
 国分川の橋を渡ると、狭くて急な一車
線だけの山道となります。
 バスは、一方通行の山道をあえぎなが
ら登り、出発してから24分で、五台山展
望台へ到着します。

 五台山展望台の標高は、146m。
 市街や浦戸湾などが、木々の間から見
渡せます。
 それらの木々は、空一面を覆っている
冬雲に負けまいと、少なくなった赤や黄
の衣を懸命に纏っていました。
 
五台山 紅葉 階段
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 この手作りキャンピングカーは、外部
からの電源を必要とせず、内部電源だけ
で家事を賄えます。

  
      今日の問題 
 五台山には、牧野富太郎に由来する牧
野植物園があります。
 この牧野富太郎は、何県の出身でしょ
う。
 

 
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「箸 一膳」 残る文化・残らない文化 その8

 一人一人が、プラスチック製の箸を買
うのを止め、代わりに木製の箸を買うと
いうように、買い換えの際に、無理のな
い範囲で、プラスチック製品を減らす努
力が必要です。

 何かを買い求める際や、何かを作る際
に、土に同化できる素材かどうか考える
ゆとりが必要です。

 現時点で、生活用品の大半は、土に埋
められません。
 土に埋められる生活用品を、自分の手
で作り出すこともできません。

 それでも、「箸 一膳」の積み重ねが、木
などの自然素材を用いた生活用品づくり
をさかんにしていくことは、まちがいあ
りません。        <つづく>

「土に戻せない廃棄物」 
    残る文化・残らない文化 その7


「木を素材の中心とした生活へ」
    残る文化・残らない文化 その6

「文化生活」 
    残る文化・残らない文化 その5


「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 植物の分類上、裸子植物門・イチョウ
綱には、イチョウ目が一つだけ属してい
ます。

  

      今日の問題 
 燃料材(薪炭材)の国内消費量は、2008
年と2018年を比較すれば、増加している
でしょうか、減少しているでしょうか。
 

 
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「イチョウ類の出現」 生きた化石 その一

 イチョウ類が出現したのは、二億数千
万年前と言われます。
 恐竜が活躍していたころです。
 植物では、シダ植物の時代が終わり、
裸子植物の時代に入っていました。

 ソテツと並び、裸子植物の代表的な存
在であるイチョウは、当初から一種だけ
だったわけではありません。
 化石として確認できた範囲で、イチョ
ウ類は十七属に分類されます。

 一億五千万年前ごろ、イチョウ類は全
盛期を迎えます。
 さぞかしたくさんの種類の仲間がいた
ことでしょう。
 
 ところが、現生イチョウを除き、他の
イチョウ類は次々に絶滅していきます。
 イチョウが、「生きた化石」と呼ばれる
一つ目の所以です。    <つづく>

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 カキの日本への輸入先(2018年)
   第一位 ニュージーランド 52%
   第二位 アメリカ 48%

  

      今日の問題 
 植物の分類上、裸子植物門・イチョウ
綱には、目がいくつ属しているでしょう。
 

 
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会津 みしらず柿

 ミカンやナシに続いて、カキをいただ
きました。
 会津のみしらず柿です。

 「みしらず柿」は、「身知らず柿・身不
知柿」「見知らず柿・見不知柿」などとも
書きます。
 その名の由来には、三説あります。

  ① 成り過ぎ説
 柿の木の枝々に、身の程も知らぬ位、
たくさん実をつけるから
  ② 食べ過ぎ説
 おいしさの余り、身の程も知らぬ位、
たくさん食べてしまうから
  ③ 美味し過ぎ説
 高位の方へ献上したところ、「未だか
かる美味なる柿を知らず」と、絶賛され
たから

 会津のみしらず柿は、渋柿です。
 熟す前の青い実を細かく砕いて作る柿
渋は、唐傘に塗れば雨が染み込みません。
 団扇に塗れば、強度が増します。

 熟した渋柿に焼酎を吹きかけてしばら
くおくと、渋が抜けます。
 味は、甘くなります。
 種はなくなり、食べやすくなります。

 会津の実家の庭に立っていた、今は無
きみしらず柿の木が、懐かしく思い出さ
れます。

見知らず柿
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

      前回の問題 解答
 1867年、日本では江戸幕府から天皇へ、
権力が移行しました。
 同年、ロシア帝国は、「ロシア領アメ
リカ(後のアラスカ)」を、アメリカ合衆
国へ売却しました。

  

      今日の問題 
 カキの日本への輸入先で第二位は、ア
メリカです。
 では、第一位の国はどこでしょう。
 

 
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「土に戻せない廃棄物」  残る文化・残らない文化  その7

 プラスチック製品や原子力発電に伴う
廃棄物など、現代の日常生活を支えてく
れる大半の物は、土に戻せません。
 土に戻せないため、焼却したり、コン
クリートで固めた上で貯蔵したり、莫大
な費用を投じています。
 しかも、安全性が確認されずに、子々
孫々まで健康に被害を起こす可能性があ
ります。

 焼却方法や貯蔵方法を改善するだけで
なく、根本的には、危険な焼却や貯蔵を
しなくて済む素材に、切り替える必要が
あります。

 それは、簡単ではありません。
 時間もかかります。
 政治的な、経済的な、大きい枠組みで
捉えようとしても、非常に難しいことで
す。           <つづく>

「木を素材の中心とした生活へ」
    残る文化・残らない文化 その6

「文化生活」 
    残る文化・残らない文化 その5


「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 千畳敷や東後畑棚田は、長門市に属し
ています。

  

      今日の問題 
 用材(木材)の国内消費量は、2008年と
2018年を比較すれば、増加しているで
しょうか、減少しているでしょうか。
 

 
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「木を素材の中心とした生活へ」 残る文化・残らない文化 その6

 私達の生活は、絶えず新素材へ切り替
える一方で、昔ながらの素材も長く使い
続けてきました。
 茶碗や湯飲みは、陶磁器です。
 箸やお椀は、木製です。

 陶磁器は、数千年の歴史を持ちます。
 木器は、数百万年の歴史を持ちます。
 人類史が木器文化に貫かれているとす
るなら、木器文化の時代を、他の文化時
代と区分する必要はなくなります。

 とはいえ、時代は、長い長い木器のみ
の時代から、木器に加えて石器や陶磁器
や鉄器などなど様々な素材開発に必死だ
った時代を経て、あらためて木を素材の
中心に据える時代に入りつつあります。
 言い換えれば、木を素材の中心とした
生活へ、積極的に移行しなければならな
い時機に来ています。   <つづく>

「文化生活」 
    残る文化・残らない文化 その5


「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 経済協力開発機構の調査によれば、世
界のプラスチックごみ発生量は、1980年
の約50000万トンに比べ、2015年は六倍
の約3億トンへ激増しています。

  

      今日の問題 
 木材の国内需要は、2008年と2018年を
比較すれば、増加しているでしょうか、
減少しているでしょうか。
 

 
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「文化生活」 残る文化・残らない文化 その5

 木器文化を独立した項目として扱わな
い歴史観は、石器文化より青銅器文化が、
青銅器文化より鉄器文化が、すぐれてお
り、旧来の文化は新規の文化に取って代
わられたと、考えます。

 家の中をどれだけ探しても、石器や青
銅器を見つけることは、おそらくできな
でしょう。
 現代は、鉄器文化というより、アルミ
ニウムなど多様な金属器文化、あるいは
石油化学文化、または電気文化・・・と、
言えるかもしれません。
 いずれにしても、すさまじい技術開発
により、新素材が矢継ぎ早に登場し、旧
素材は次々と交代させられます。

 昨日より今日の方がすばらしい文化生
活となり、今日より明日の方がさらにす
ばらしい文化生活になると、思えました。
 このような思いは、かなり実現してい
ます。
 ただし、文化生活の進展は、生活環境
の悪化も伴っていました。 <つづく>

「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 向津具半島は、「むかつく」半島と、読
みます。

  

      今日の問題 
 使用された道具を基にして、紀元前35
00年ごろからは、何時代と呼ばれて
いるでしょう。
  A 木器時代
  B 石器時代
  C 青銅器時代
  D 鉄器時代

 
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