カテゴリー別アーカイブ: 学習塾

数の世界 1212

 「12月12日」から「月」と「日」を除くと、
1212になります。
 
 1212の約数(割り切れる整数)を、書
き出します。
   1
   2
   3
   4
   6
   12
   101
   202
   303
   404
   606
  1212
 合わせて12個あります。

 1と1212以外の約数を、掛け算で表し
ます。
   2 × 606 = 1212 ①
   3 × 404 = 1212 ②
   4 × 303 = 1212 ③
   6 × 202 = 1212 ④
  12 × 101 = 1212

 ①から④を、書き換えます。
  2×606=2×6×101=12×101=1212 ①’
  3×404=3×4×101=12×101=1212 ②’
  4×303=4×3×101=12×101=1212 ③’
  6×202=6×2×101=12×101=1212 ④’

 1212のように二桁の数を繰り返す数は、
101と二桁の数との倍数です。

 他の数で、確かめてみます。
   3×505=3×5×101=15×101=1515 
  13×505=13×5×101=65×101=6565 
  
 101と、11を約数に持つ二桁の数との積
は、同じ数の繰り返しになります。
  55×101=5×11×101=5555
  
  hondana hachiue

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 昆虫は、約100万種見つかっています。
 

      今日の問題 
 101×101の積のような数は、何と呼ば
れるでしょう。
    

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メダカの選択 その六

 大陸の一部であった古台湾から、現先
島諸島は北東方面へ半島として繋がり、
現フィリピン諸島は南方面へ半島として
繋がっていました。
 これらの淡水系を伝って、メダカは、
古台湾から、現先島諸島や現フィリピン
諸島へ、生息域を広げたのでしょう。

 一方、北海道にメダカは生息していま
せん。人間が運んだメダカは、別として。
 気候条件もさることながら、北海道が
本州と陸続きでなかったからかもしれま
せん。

 このようにして生息域を広げたメダカ
は、同一種でなく、地域ごとにかなり異
なります。

 日本列島に生息するメダカの染色体は、
48です。
 中国や朝鮮半島に生息するメダカの染
色体は、46です。

 日本列島に生息するメダカは旧来の種
類、中国や朝鮮半島に生息するメダカは
新しい種類と、言えます。 <つづく>

  メダカの選択 その五

  メダカの選択 その四

  メダカの選択 その三

  メダカの選択 その二

  メダカの選択 その一

suisou
 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 毎年十二月十三日に江戸城大奥で行わ
れる煤払いの後、奥女中に蕎麦が二杯ず
つ振る舞われました。
 

      今日の問題 
 日本列島において、日本海側のメダカ
と、太平洋側のメダカは、明確に区別さ
れるでしょうか。
    

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「二八蕎麦」の由来

 以前、近所に美味しい蕎麦屋があり、
その屋号は「二八屋」でした。
 「十割蕎麦」なら「ソバ100%」というこ
となのでしょうが、「二八蕎麦」とは何
を表しているのでしょう。

 「小麦粉:ソバ粉=2:8」説が、あり
ます。
 成分比で表すなら、主成分のソバ粉
を先に、小麦粉を後にするはずです。
 しかも、「二八うどん」の説明に窮し
ます。

 「2×8=16で、蕎麦一杯の価格十六文
」説が、あります。
 ただし、「二八蕎麦」が使われ出した
江戸時代初期の蕎麦一杯の価格は、十
六文もしませんでした。

 明解が得られなかった「二八蕎麦」の
由来を解き明かしたのが、次の本です。

 『蕎麦と江戸文化』
  笠井俊彌 著 雄山閣出版

 同書の謎解きはこうです。
 「二八蕎麦」の「二」は、蕎麦を二杯食
べる習慣から来ている。
 「二八蕎麦」の「八」は、「十」を省略し
て、「十八」すなわち「二杯分の価格が十
八文」である。

 亡くなった方に供える枕飯が一杯盛り
であったように、日常生活において一杯
飯は避けるものとされてきました。
 蕎麦屋ができたころ、蕎麦を一杯しか
注文しないことは避け、当然二杯注文し
ていたのでしょう。 

nihachi soba gazou
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 6 × 6 − 5 × 5 = 36 − 25
      = 11
 

      今日の問題 
 毎年十二月十三日に江戸城大奥で行わ
れる煤払いの後、奥女中に何が振る舞わ
れたでしょう。
    

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不思議な数字 11

 11月も、残りがわずかとなりました。
 名残を惜しみ、数字11の不思議に迫り
ます。

 11 × 11 = 121
 121を、一桁ずつにして足します。
 1 + 2 + 1 = 4
 11と11を、一桁ずつにして足します。
 ( 1 + 1 ) + ( 1 + 1 ) = 4

 11 × 11 = 121
 11 × 11 × 11 = 1331
 11 × 11 × 11 × 11 = 14641
 いずれの解も、左から読んでも、右か
ら読んでも同じ、回文数です。

 11 × 6 = 66
 11 × 56 = 616
 11 × 556 = 6116
 いずれの解も、左から読んでも同じ、右か
ら読んでも同じ、回文数です。

 11 × 28 = 308
 11 × 73 = 803
 上段の解を右から読むと、下段の解に
なります。

 hondana hachiue
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 大豆の国別輸出額で、パラグアイは第
四位です。
 

      今日の問題 
 次の計算を解いて下さい。
  6 × 6 − 5 × 5 =
    

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「晩秋」 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
「晩秋」に因んだ短歌を、三首紹介しま
す。

  

 母逝きて一年過ぎぬ今日の日に 
  秋色深き山に抱かれて 

 己が身の早く癒えんといのりつつ 
  秋の冷氣の強く身にしむ 

 菊の香のかそけき室にひと時を
  君と語りし冬づく日かも 
 
shikishi harimado
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 1÷7=0.142857142857142857・・・
 「循環節142857」を繰り返す、循環小数
です。

 3÷7=0.428571428571428571・・・
 「循環節428571」を繰り返す、循環小数
です。

 「1÷7の循環節142857」と、「3÷7の循環
節428571」は、巡回数になっています。
 

      今日の問題 
 「142857」と「428571」と「428571−142857」
は、どのような関係にあるでしょう。
    

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「1÷7」の秘密

 「1÷7」を計算します。
 1÷7=0.142857142857142857・・・
 142857が繰り返す循環小数になります。
 「循環節142857」を、aとします。

 「a×7」を計算します。
 142857×7=999999

 aを3桁ずつに分けて足します。
 142+857=999

 aを2桁ずつに分けて足します。
 14+28+57=99

 aを1桁ずつに分けて足します。
 1+4+2+8+5+7=27
          2+7=9

 hondana hachiue
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 メダカは、北海道まで泳いで行けませ
んでした。淡水系が繋がっていなかった
からです。
 

      今日の問題 
 「1÷7」と「3÷7」には、どのような関係
があるでしょう。
   

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メダカの選択 その五

 メダカは、狭い住環境でも生き抜ける
ように、小さな体で一生を終える道を、
選びました。
 個体としては狭い住環境に耐えながら、
種としては住環境を次第に拡大していき
ます。

 気の遠くなるような歳月を経た現在で
は、中国や東南アジアを中心に、西のイ
ンドから、東の日本まで、広大な範囲に
生息しています。
 メダカの分布から、昔のアジアの水系
は繋がっていたと分かります。

 今から数万年前、日本列島はユーラシ
ア大陸と陸続きでした。
 現房総半島と現三浦半島が東京湾を囲
むように、古薩南・沖縄諸島と古先島諸
島が湾を囲み、古黄河と古長江は現河口
より数100~1000km先まで流れ込んでい
ました。
 九州地方など日本列島西部の河川は、
古黄河の支流でした、
 この水系を伝って、メダカは中国から
日本へ泳いで来たのでしょう。
            <つづく>
 

  メダカの選択 その四

  メダカの選択 その三

  メダカの選択 その二

  メダカの選択 その一

suisou
 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 落花生の都道府県別生産量第一位は、
ダントツで千葉県です。
 第二位は、茨城県です。
 

      今日の問題 
 メダカは、北海道まで泳いで行ったで
しょうか。
   

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