年の瀬が迫り、紅白歌合戦が話題に上るように
なりました。
女性と男性が紅組と白組に別れて歌合戦を
する形式は、日本独特のようです。
運動会でも赤組と白組に別れて競うなど、
日本では赤と白が対比される場面が数多く
あります。
その一方、赤と青の対比もよく目にします。
代表的なのは、赤鬼と青鬼です。
陰陽説で対比されるのは、陰の青と陽の赤です。
このような色に関わる日本文化について、赤と
白と青を中心に、考えていきます。
< 12月のわくわく学習会 >
と き 12月19日(土) 14時~15時
ところ 開進学園
テーマ 色の文化 赤と白と青と
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
前回の問題 解答
「山崎山」です。
今日の問題
五行説では、色をどのように対比しているでしょう。
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カテゴリー別アーカイブ: わくわく学習会
鴨肉には、鉄やビタミンA,B1,B2などが
含まれています。
胃腸の働きを高めるとともに、貧血を
予防し、疲労を回復してくれます。
ネギには、カルシウムや硫化アリル、
カロテンなどが、含まれています。
風邪の症状を解消させ、冷え性や消化
不良を改善してくれます。
鴨肉とネギさえそろえば、あとは昆布
のだし汁で、おいしい鍋料理ができあが
り。
鴨肉の旬は、11月から2月。
ネギの旬は、11月から2月。
鴨肉とネギは、味だけでなく、旬もぴっ
たり。
「鴨がネギをしょって来る」のことわざ
ができたのも頷けます。
鴨鳥の遊ぶこの池に木の葉落ちて
浮きたる心我が思はなくに
『万葉集 第711首』
木の葉散るこのごろに食べる鴨鍋は、格
別です。
前回の問題 解答
「374.1°C以上、217.7気圧以上」です。
今日の問題
ネギの生産量が第一位は、何県でしょ
う。
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青森の冬と麻布
青森は、大飢饉に何度も見舞われるほど、
気候は過酷でした。
江戸時代に入って、他の地方で木綿が採れる
ようになっても、青森では採れません。
縄文時代から続く麻布に、頼るしかありません。
青森の冬と麻布を中心に、東北地方の古布に
ついてまとめた本があります。
『 みちのくの古布の世界 』
田中忠三郎 編著
河出書房新社
この本の一部を、次に紹介します。
- - - - - - -
青森の集落では「村八分」の制裁があった。
「二分」の火事と葬式だけは手伝うが、後は
かまわないという掟である。
その中で一番つらい制裁は、麻畑を荒らされる
ことであったという。
雪国に住む者にとって、衣服は欠かせない
ものであり、その材料の麻が手に入らなくなる
ことは、実に深刻な問題であった。
麻はまた、漁網や釣り糸に加工したり、紐や
縄にもした。
麻は生活の必需品であり、その意味は
大きかった。
- - - - - - -
< 11月のわくわく学習会 >
と き 11月14日(土) 14時~15時
ところ 開進学園
テーマ 麻とともに歩んできた道
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
前回の問題 解答
「雷無月」「初霜月」「時雨月」「小春」他。
今日の問題
青森に残る、麻の種まきを人にまかせられない
ことを表す言い伝えは、何でしょう。
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麻との繋がり
麻は、縄文時代から生活に不可欠で大切な
素材でした。
衣 ー 服・ひも・蚊帳・・・
食 ー 種・油・・・
住 ー 屋根・畳・・・
根 ー 土壌改良
茎 ー 糸・織物
茎の芯 ー 紙・燃料
葉 ー 飼料・肥料
花穂 ー 薬
種 ー 食品
麻(大麻)は、どの部位も活用できる、優れた
植物です。
学習会では、麻との浅からぬ繋がりを、
辿っていきます。
< 11月のわくわく学習会 >
と き 11月14日(土) 14時~15時
ところ 開進学園
テーマ 麻とともに歩んできた道
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
< わくわく学習会 最近のテーマ >
十月 衣服の遷り変わりと日本の歴史
九月 日本のお菓子
七月 上方落語と東京落語
六月 俳句の力
五月 花道と華道
四月 茶の道
三月 日本史と能
二月 能の魅力
一月 白樺派と大正前期
前回の問題 解答
「黒煙の真っ只中に、白い火の柱、猛火が立ち
上がっていた。眼前の磐梯山がぬけたのである。」
今日の問題
七味唐辛子に含まれる、ひときわ大きい粒は、
何の実でしょう。
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麻とともに歩んできた道 11月のわくわく学習会
麻は、縄文時代の早くから、人々の衣服の素材
でした。
木綿や毛織物を使うのは、ずっと後の時代です。
麻は、高温で湿度が高い日本の夏を過ごすには、
とても適しています。
しかし、雪が積もり、風が強く吹く、日本の冬を
過ごすには、向いていません。
日本列島に住む人々は、長い長い年月を、
麻だけでどのように暮らしてきたのでしょう。
今月は、麻とともに歩んできた生活史を、偲んで
いきます。
< 11月のわくわく学習会 >
と き 11月14日(土) 14時~15時
ところ 開進学園
テーマ 麻とともに歩んできた道
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
前回の問題 解答
原題は、『Silicon Snake Oil』 です。
今日の問題
「朱に交われば赤くなる」と同義の、
麻で始まることわざは、何でしょう。
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タケノコが育てば、竹になります。
キノコが育っても、木にはなりません。
それでも、キノコとタケノコは、深い
つながりがあります。
キノコは、漢字で茸と書きます。
茸の音読みは、「ジュウ」。
茸の訓読みは、「きのこ」と「たけ」。
キノコは、漢字で蕈とも書きます。
蕈の音読みは、「シン」と「ジン」。
蕈の訓読みは、「きのこ」と「たけのこ」。
キノコの名前を挙げてみます。
シイタケ
マツタケ
オオワライタケ
いずれも、「タケ」が付きます。
竹の名前を挙げてみます。
マダケ
メダケ
ナリヒラダケ
いずれも、「ダケ」が付きます。
秋の山中では、キノコが色とりどりの
装いをしています。
それらのキノコの力によって、命を終
えた木々も、落ち葉も、きれいに分解さ
れます。
キノコは、木にも竹にも成長しません
が、木や竹の揺り篭である土壌を造る、
大事な役目を果たしています。
前回の問題 解答
着物は、長着(裾まである和服)を指し
ます。
和服は、長着の他、羽織や帯などを、
総称します。
今日の問題
カワウソタケは、どの樹種だけに見ら
れるでしょう。
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和 服
十月のわくわく学習会のテーマは、
「衣服の遷り変わりと日本の歴史」。
学習会に参加された方の和服は、
とても素敵でした。
今年の学習会は、日本文化が軸です。
九月 日本のお菓子
七月 上方落語と東京落語
六月 俳句の力
五月 花道と華道
四月 茶の道
三月 日本史と能
二月 能の魅力
能・お茶・花・俳句・落語・和菓子のいず
れも、和服と深いつながりがあります。
これ以外の分野においても、日本文化と和
服は、密接な関係があります。
和食の良さが、食卓を豊かにしています。
和服も、日常生活でもっと着る機会が増え
るといいのですが。
前回の問題 解答
会津では、元日に蕎麦を食べ、年越し蕎麦
は食べません。
今日の問題
和服と着物は、どのように区別されるので
しょうか。
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