開進学園叢書 『 歌集 香る代に 』 より、四月に因んだ短歌を三首紹介します。
四月六日の印象に事寄せて 三首
相眞見し君が瞳に感じたる吾が心なり世のあはれして
夢に出づるまぼろしを追ひ幾山河過ごせし吾は今君に見る
合瀬なる言の葉を吾は心より君に贈らん眞愛(まかな)しきかも

前回の問題 解答 
スイートピーの実験 補足遺伝子
ナズナの実験 同義遺伝子
今日の問題 
上の写真の短歌を、読んで下さい。
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カテゴリー別アーカイブ: 和歌を詠む
山崎 京都盆地と大阪平野の接点
京都盆地と大阪平野の接点に位置する山崎は、地理的、歴史的、経済的に重要な地域でした。
平安京の外港
エゴマ油製造で、日本経済の中心地
明智光秀と羽柴秀吉が対決した、山崎の戦い
羽柴秀吉は、山崎城を築き、全国支配の根拠地に
山崎は、歌枕の一つでもあります。
『伊勢物語 第八十二段』には、山崎を舞台にした有名な歌が記されています。
世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
散ればこそいとど桜はめでたけれうき世になにか久しかるべき
山崎を旅してまとめたのが、i以下の『学園だより』です。
前回の問題 解答 
① 鉢物の全出荷量のうち、シクラメンは8パーセントを占めています。
② シクラメン出荷量第一位は、長野県(14パーセント)でした。
農林水産省調べ 2011年
今日の問題 
山崎で、三川が合流して、淀川となります。
この三川の名前を調べて下さい。
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八ッ場 水流れる川
アムステルダムやロッテルダム(オランダ)のように、ダムは、本来、町、村、地域に住む人々を水害から守りながら、その地で住み続けるためのものでした。
人々を追い出し、ふるさとを水没させては、ダムとは言えません。

どうか吾妻川も、永遠に水流れる川であり続けますように。
八ッ場が、ダムの名称としてではなく、山から流れ落ちる一筋の沢の名称として、留められますように。
水流れ 血潮流れて 川は生き 人も生く
水止まり 血潮止まれば 川は亡く 人も亡し
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香る代に 三月
開進学園叢書 『香る代に』 から、三
月を詠んだ三首を紹介します。
あう毎に木の芽萌えいづる會津野に
いともかそけき春は来にけり
やよいにて桃の花さすこの部屋は
幼き日々の思い出に満つ
幼な子の寝息のごとく安らけく
きよく生きんとむねにちかひし
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梅 香る
塾舎の玄関を一歩入ると、梅の香りに包まれます。
梅の別名は、匂草(においぐさ)、あるいは香散見草(かざみぐさ)。

梅の香りは、古来たくさん詠まれてきました。
奈良時代中頃、中臣清麻呂の歌です。
梅の花香をかぐはしみ遠けども心もしのに君をしぞ思ふ
『万葉集 第4500首』

梅は、花が咲く前、蕾のころから香るようです。
そこから生まれた格言。
梅は蕾より香あり
塾生もそれぞれに、大成する前から片鱗を示しています。
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土・敷き布団 雪・掛け布団
三月に入ったとはいえ、暖房から抜け出せませ
ん。
植物達は、寒気にさらされ続けているというの
に。

ネギ君は、元気です。
気温に比べ、地温はあまり下がりません。
縄文人は、地面を掘り下げ、縦穴式住居で寒気
から身を守りました。

ダイコン君も、元気です。
植物達は、身を凍らせまいと、細胞内のデンプ
ンを糖に変えます。
その結果、甘くなります。

草も木も ひたすら身を伏せ 春を待つ
土敷き布団に 雪掛け布団
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香る代に 二月
和歌とともに人生を歩んできた二瓶カヨ子が残した八百三十八首のうち、三百六十七首を歌集に収めます。
香代という雅号に因み、『香る代に』と題して。

橇ひきて村人のゆく一筋の雪道にさす陽の春めきぬ

荒れはてる園にも神の命もて紅く燃えいつ梅のさやけく

今日の日も新たに生らせ給へよと陽にいのりたり朝のしじまに
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