カテゴリー別アーカイブ: 学習塾

烏兎匆々 歳月不待

 ウサギ年に因んだ、ウサギの折り紙を寄贈して頂きました。

 「ウサギ年」は「卯年」と表記します。
 一方「ウサギ」は、「兎」や「兔」と表記します。

 「兔」に「辶」を加えると、「逸」になります。
 「逸」には、次の意味があります。
  A 走る
  B スルリと抜ける
  C ルートからそれる
  D 枠を越える
  E ルールにとらわれない
  H ひときわ優れている
 
 これらのうち、Hの意味で用いられる熟語です。
  逸群・逸群・逸志・逸品・・・

 ところで、「兎」を含む四字熟語に、「烏兎匆々」があります。
 「歳月不待」と同様に、「月日が経つのが早い」を表わします。

   烏兎匆々 歳月不待
 本年の一刻一刻が、有意義でありますように

折り紙 ウサギ

 
 
       前回の問題 解答
 高知県で年越しに食べる、クジラ・昆布・ダイコン・ニンジン・コンニャクなどを用いた料理は、「暮れの煮物」と呼ばれます。
   
 

        今日の問題 
 「烏兎匆々」の四字熟語は、「烏」と「兎」がどこに棲むという言い伝えに基づいているでしょう。

 

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星に願いを その四

 星々が日常生活から縁遠くなった背景には、太陽暦の採用も関係していそうです。

 日本では東京時代(明治時代)の初頭まで、太陰太陽暦が用いられてきました。
 「新月(朔)➡満月➡新月(朔)」が、文字通りのひと月でした。
 その夜の月の満ち欠けを観れば、何日であるかが分かります。
 夜空は、カレンダーでした。

 太陽暦が採用されて日にちの確認を印刷物に頼るようになると、月の満ち欠けに気を配る必要がなくなります。
 夜空を見上げなくとも、何日であるかが分かるからです。

 太陽暦は、「一日=24時間」制も確定させました。
 日の出から日の入りを等分して時刻を定める方式では、季節によっても、地域によっても、時刻が異なります。
 太陽暦と「一日=24時間」制は、年中・全国共通の時刻をもたらしました。
 その結果、全国民を統合する上で多大な力を発揮します。
 「一定の時刻に始まり、一定の時刻に終わる」、「一定の時間内にどれだけ生産するか」・・・と、生活のあらゆる側面が時間に拘束されていきます。
          < つづく > 

he-ru・bopusuisei
  ヘール・ボップ彗星 
   出典『ニュートン 2020年10月号』ニュートンプレス

 

  星に願いを その三

  星に願いを その二

  星に願いを その一

 〈 星空で世界遺産を目指すタカポ(テカポ) 〉
    テ・ワイ・ポウナム紀行 その9

 
 
 
 
       前回の問題 解答
 氷点下40℃にもなる中での第一次ソ連・フィンランド戦争(冬戦争)において、フィンランドでは、決してあきらめない心を意味し、国民性を表現する、「Sisu(シス)」が共有されました。
   
 

        今日の問題 
 三大流星群の一つで、毎年8月に極大を迎えるのは、何流星群でしょう。

 

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〈 夢 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 夢 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  夢に出づるまぼろしを追ひ幾山河 
   過ごせし吾は今君にみる 

  美はしき思ひ出をのみ夢みつつ 
   うつし事ども運ばで過ぎぬ 

  幼な子のよき夢見んと枕辺に
   宝船おく今宵なりけり 

shikishi harimado (2)

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 春 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思ひ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 母 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 
 
 
       前回の問題 解答
 『戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦』(鈴木まもる 文・絵 あすなろ書房)の、あとがきです。
 
 ほかの「命」のことを思う想像力と行動する勇気があれば、「戦争」をやめることはできると思います。
   
 

        今日の問題 
 宝船の絵に記された次の短歌を、後ろから詠むとどうなるでしょう。

 なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな

 

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冬至ユズ湯の始まり その三

 ユズ湯は、寒さや病や老いに対抗する力を強めるユズと、一体になれます。
 健康を維持するために、とても理にかなっています。
 同時に、湯船に浮かぶユズは、冬至を境に勢いを回復する太陽を崇める思いと重なります。

 夏から秋へ、さらに秋が深まるにつれ、室内へ差し込む陽射しはドンドン長くなります。
 夏には窓際数十cmほどだった陽射しは、12月に入り10mぐらいまで長く延び、室内の奥深くまで入ってきます。

 古代の人々は、地面に立てた棒がつくる影の長さを観測しながら、時の移ろいを測っていました。
 影の長さが一番長くなった日を過ぎれば、太陽が力を増していきます。
 天へも、地へも、人へも、活力を増してくれます。
 太陽復活の日は、極めて大切な日です。

 冬至の日を、年初(元日)として祝う地域もあります。
 冬至の祭りごとに、イエスキリストの誕生祝いを合流させた地域もあります。
 
 日本には、冬至粥や冬至カボチャを食べるなど、様々な風習があります。
 春分の日・夏至の日・秋分の日・冬至の日は、いずれも大事な日で、伝統的な風俗や慣習が残っています。
 その中でも冬至の日は、風俗や慣習の種類の多彩さにおいても、現代まで続いている継続性においても、群を抜いています。
           < つづく > 

ユズ ざる盛り

    冬至ユズ湯の始まり その二

    冬至ユズ湯の始まり その一

 
 
 
       前回の問題 解答
 茨城県の最西端となる地点から500mほど下流に、下総・下野・武蔵の三国を結ぶことから名付けられた三国橋が架かっています。
 三国橋は、日本で唯一の4県共用の県道です。
 その正式名称は、「栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県・県道9号佐野古河線」です。
   
 

        今日の問題 
 ユズの可食部100gあたりにビタミンDは、果汁で0.2mg含まれているのに対し、果皮で何mg含まれているでしょう。
   A 0.4mg
   B 1.4mg
   C 2.4mg
   D 3.4mg
   E 4.4mg

 

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星に願いを その三

 古の人々は、星々の光に導かれながら、食料を得るために遠出したり、新たな居住地を求めて旅立って行きました。

 南アメリカのペルーでは、縄文式土器に良く似た土器が出土するそうです。
 ペルーの土器が縄文式と同じならば、今から数千年前に縄文人達が日本列島からペルーへ渡ったことになります。

 ベーリング海峡を越え、北アメリカ大陸を経由したとすれば、途中の各地域で、縄文式同様の土器が出土するはずです。
 今までのところ北アメリカ大陸で出土したという報告はないので、日本列島から太平洋を横断してペルーへ到達したのでしょうか。

 太平洋に点在する島に住む人々は、現代でも数人乗りの船を操りながら、大海原を行き来しています。
 星々の光を道しるべとして。
         < つづく > 

he-ru・bopusuisei
  ヘール・ボップ彗星 
   出典『ニュートン 2020年10月号』ニュートンプレス

 
  星に願いを その二

  星に願いを その一

 〈 星空で世界遺産を目指すタカポ(テカポ) 〉
    テ・ワイ・ポウナム紀行 その9

 
 
 
       前回の問題 解答
 1939年11月30日にフィンランドへ侵攻したソ連は、1939年12月14日に国際連盟から除名されました。
   
 

 
        今日の問題 
 三大流星群の一つで、毎年1月に極大を迎えるのは、何流星群でしょう。

 

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〈関心のある話題を選んで〉表現学習の作品から

 今回の表現学習は、各自が関心を持っている話題について、考えをまとめてもらいました。

 Aさんは、「光と影」を取り上げています。
 カラー放映が当たり前となっているテレビ放送で白黒の画面が現れると、思わず目を見張ってしまいます。
 雪景色に見とれるのも、白黒だけの濃淡に引き付けられるからでしょうか。

 Bさんは、「インターンシップ」を取り上げています。
 職業体験は、単なる職業実習にとどまりません。
 普段の学習環境とは異次元の職業環境に身を置けば、世界観が変わるかもしれません。

hyougengakusyuu 2022 12 kanshin

〈 歴史を振り返って 〉   表現学習の作品から

〈 かぐや姫のその後 〉  表現学習の作品から

〈 関心のある話題について 〉
            表現学習の作品から

〈 うまくいかない時には 〉表現学習の作品から

〈 捜査と裁判 〉     表現学習の作品から

〈 あればいいな 〉    表現学習の作品から

〈 食について考える 〉  表現学習の作品から

〈 どちらかと言えば・・・ 〉 表現学習の作品から

〈 時間について考える 〉 表現学習の作品から

〈 二酸化炭素を削減するために 〉
            表現学習の作品から

〈 「人生100年時代」に思う 〉
            表現学習の作品から

〈 地域を紹介する詩 〉  表現学習の作品から
 
 
 
 
 
       前回の問題 解答
 三大流星群の一つで、2022年12月14日に極大を迎えたのは、双子座流星群です。
  
 

 
        今日の問題 
 日本でカラー映画が駆け出しのころ、「カラー」の代わりに漢字四字で何と表示されていたでしょう。
 
 
  
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星に願いを その二

 かつて、夜空に輝く星々は、日々の暮らしと深く結びついていました。
 
 第一に、時計と同様でした。
 「星は1時間に15度動く」というより、「星が15度動いたから1時間過ぎた」と、教えてくれました。

 第二に、カレンダーと同様でした。
 「星の位置は1ヶ月で30度ずれる」というより、「星の位置が30度ずれたから1ヶ月が過ぎた」と、教えてくれました。
 「冬になるとオリオン座が見える」というより、「オリオン座が見えてくれば冬が近づいた」と、知りました。

 第三に、方位計と同様でした。
 北に輝く北極星をはじめとして、星々の位置は自然界において極めて大事な目印でした。

 第四に、照明と同様でした。
 電灯などが無い時代、星明かりは月明かりと並んで、暗い夜道を照らしてくれる双璧でした。
      < つづく > 

he-ru・bopusuisei
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   出典『ニュートン 2020年10月号』ニュートンプレス

 
  星に願いを その一

 〈 星空で世界遺産を目指すタカポ(テカポ) 〉
    テ・ワイ・ポウナム紀行 その9

 
 
 
       前回の問題 解答
 『八十日間世界一周』において、主人公のフォッグは、東回りで「80日目の12月21日(土)に戻った」と思い込んでいましたが、本当は「79日目の12月20日(金)」に戻っていました。
  
 

 
        今日の問題 
 三大流星群の一つで、2022年12月14日に極大を迎えるのは、何流星群でしょう。
 
 
  
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