松尾芭蕉は、『野ざらし紀行』や『鹿島詣』
など、紀行文をたくさん記しています。
『おくのほそ道』は、他の紀行文と同種で
あるにもかかわらず、特殊な側面があるので
はないかと、憶測されています。
江戸幕府の密命を受け、諸藩の内情を探る
のが、松尾芭蕉の任務ではなかったかと。
『おくのほそ道』の旅行中、最大の大藩で
ある前田家の城下町・金沢には、最も長く九
泊しています。
第二の大藩である伊達家の城下町・仙台に
は、四泊しています。
仙台城では、上級武士ですら通常ならば通
行できない、大手門から入城しています。
山形県内には39泊し、山形県内に関わる文
章は1623字です。
一方、伊達家の領内には12泊にもかかわら
ず、伊達家の領内に関わる文章は2506字にも
なります。
* 数字の出典 『奥の細道の謎を読む』
中名生正昭 著 南雲堂
生地は伊賀市であることから、「松尾芭蕉
=忍者」とも囁かれています。<つづく>
前回の問題 解答
「大きな鍋」を意味するポルトガル語
Caldeiraに由来する火山学術用語は、
カルデラです。
今日の問題
2017年2月22日、伊賀市は何市宣言をした
でしょう。
A 組み紐市
B 忍者市
C 俳句市
D 芭蕉市
E バナナ市
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