「足の裏」改め「足の平」  その一 健康氣功教室

 手の指と足の趾(ゆび)を比べると、大
きな違いがあります。

 手の指は、第一指が他の四指と離れて
います。
 第一指だけが、単独に動き、他の四指
と向かい合えるようになっています。
 そのため、物を掴んだり、握ったりで
きます。

 足の趾(ゆび)は、第一趾と他の四趾が、
並んでいます。
 第一趾は、他の四趾に比べれば多少動
かせても、他の四趾と向かい合うところ
まではいきません。
 そのため、手の指のように、物を掴ん
だり、握ったりできません。

 このような手の指と足の趾(ゆび)の違
いから、「指は趾から進化した」とも、言
われています。

 ヒトに近い類人猿に属しているオラン
ウータンは、前足も、後ろ足も、第一趾
と他の四趾が、離れています。
 そのため、前足も、後ろ足も、第一趾
と他の四趾で、指と同様に、物を掴んだ
り、握ったりできます。
 オランウータンなど類人猿は、「前足
の指」と「後ろ足の指」とすべきでしょう。

 ヒトの場合、「前足の趾が進化して手
の指」になったというより、「後ろ足の指
が退化して趾になった」と、考えた方が
良さそうです。

     < 健康氣功教室 >
と き  毎週火曜日 10時~11時30分
ところ  開進学園  二階 広間
連絡先  電話  043-273-6613
     メール kokyu@kaishin.jp.net

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