手の爪が生えている側は、「手の甲」と
呼ばれます。
足の爪が生えている側は、「足の甲」と
呼ばれます。
手も、足も、どちらも「甲」です。
「手の甲」の反対側は、「手の平」と呼ば
れます。
「足の甲」の反対側は、「足の裏」と呼ば
れます。
「甲」と「甲」は同じなのに、「平」に対し
て「裏」とするのは、手と足を差別化して
いるように思えてなりません。
骨や筋でゴツゴツしている側と、柔ら
かく平べったい側の違いは、手も足も同
じです。
手が「甲」に対して「平」であるなら、足
も「甲」に対して「平」ではいけないのでし
ょうか。
人体の中心をどことするかについては、
様々な見方があります。
一番多いのは、頭かもしれません。
頭を整えたり、顔を洗うのは、手です。
困った時に頭を抱えたり、非常時に頭
を守るのも、手です。
足は、頭に触れられず、近づくのも困
難です。
足は、人体の中心である頭から、最も
離れた位置にあり続けます。
頭は、「足の甲」を見下し、「足の甲」の
反対側を見向きもしません。
日陰の存在を「裏」とするなら、「足の
甲」の反対側は、「足の裏」でしかないの
でしょうか。 <つづく>
「足の裏」改め「足の平」 その三
「足の裏」改め「足の平」 その二
「足の裏」改め「足の平」 その一
< 健康氣功教室 >
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