新門司港や太刀浦埠頭を含め、九州の北端に突き出た地形は、企救(きく)半島です。
企救半島の中核をなすのは、足立山(標高597.8m)を主峰とする、企救山地です。
企救半島の東側は周防灘、西側は関門海峡です。
企救山地の北端にあるのが、古城山(標高173.2m)です。
古城山のほぼ全域が、和布刈(めかり)公園になっています。
和布刈公園の名称は、麓に鎮座する和布刈神社の神事に由来するそうです。
正月元旦の早朝に海に入り、神様の依り代となるワカメを刈ります。

和布刈公園の対岸は、壇ノ浦です。
今から840年前、源氏と平家の最終局面が、壇ノ浦で決しました。
和布刈公園には、『源平壇之浦合戦絵巻』が飾られています。
有田焼による、国内で最大級の壁画です。

〈 東京/有明港フェリーターミナル 〉門司紀行その1
〈 大宰府政庁の跡 〉築紫紀行その12
前回の問題 解答![]()
1887年10月7日、日本で初めて上水道の給水を始めたのは、横浜市です。
今日の問題
1866年から1869年にかけて、企救半島は小倉戦争の結果、小倉藩から何藩へ預け替えになったでしょう。

