茶室は戦国の世を その26

 本能寺の変は、戦国の世の権勢を象徴する「三十六種の茶道具(名物・唐物)」を、消し去りました。
 覇者が信長から秀吉に替わり、武力による支配を一層強化する結果となりました。

 それでも、秀吉が理解(部分的だとしても)してくれたおかげで、佗茶はさらなる広がりをみせ、茶室も盛んに建てられていきます。

 各地に造られる城郭が規模の大きさを競っているのに対して、茶室は規模をますます小さくします。
 しかし、小なりと言えども、否小なるがゆえに、茶室から見通す世界は、城郭から見通す世界とは比較にならないほど壮大でした。
 身分の差が無い、軍備を保持しない、それまでとは全く異なる世界を見通していたからです。 < つづく >

 
茶室 松花堂

 茶室は戦国の世を その25

 茶室は戦国の世を その24

 茶室は戦国の世を その23

 茶室は戦国の世を その22

 茶室は戦国の世を その21

 茶室は戦国の世を その20

 茶室は戦国の世を その19

 茶室は戦国の世を その18

 茶室は戦国の世を その17

 茶室は戦国の世を その16

 茶室は戦国の世を その15

 千利休と豊臣秀吉 その15

 

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 七夕の節句である文月七日(太陰太陽暦)は、2026年のカレンダーで8月19日です。
           

 
 
     今日の問題
 利休が辞世に書いている「太刀を擲つ」の「擲つ」は、どういう意味でしょう。
  

    
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