〈 三輪タクシー・ツノトゥク 〉土佐紀行

 『ALWAYS 三丁目の夕日』で颯爽と走る抜けるオート三輪の車体に、「鈴木オート」の文字が描かれていたことが、懐かしく思い出されます。
 「高度経済成長」を支えた一つが、オート三輪でした。

 前輪は一輪で、後輪は二輪の、合わせて三輪。
 運転席は、オートバイ同様に跨る形式。
 ハンドルも、オートバイ同様の直線状。
 懸命に脚を踏み下ろさないとエンジンがかからないので、逞しさが必須でした。

 やがてオート三輪は、日本社会から姿を消します。
 代わりに登場した先は、タイです。
 ただし、貨物を積むためではありません。
 荷台を客席に変えた、タクシーとして。
 名称は、排気ガスの音色から、「トゥクトゥク」と呼ばれて。

 その「トゥクトゥク」が、日本へ里帰りしました。
 里帰りの地は、高知県津野町。
 三輪タクシーは、「津野=ツノ」と「トゥクトゥク」を合体した「ツノトゥク」の愛称で、町内を走り回っています。

 
津野町 三輪タクシー 正面

津野町 三輪タクシー
 

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<かわうそ自然公園> 初冬の土佐路 その三

<竹林寺の紅葉>    初冬の土佐路その二

<五台山の紅葉>    初冬の土佐路 その一

 
 
       前回の問題 解答
 千葉県内の高校生を対象にした『意識調査報告書』の「勉強する理由」で、「勉強するように家の人から言われる」は、36.7%でした。
 

        今日の問題 
 日本で最後に目撃された動物を記念して、津野町(高知県)に公園が建設されました。その動物(イタチ科)は、何でしょう。

 

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