高知市の西方で、四国山地に抱かれて
いるのが、津野町です。
ニホンカワウソが目撃されたのは、津
野町を流れる新庄川が、最後とされてい
ます。
それを記念して造られたのが、かわう
そ自然公園です。
漆黒の中、石に変わってしまった何体
ものニホンカワウソを、イルミネーショ
ンの優しい光が、労っています。
早朝の公園は、霜柱に覆われていまし
た。
一面の白地に、黄色地が点在していま
す。
くすんだイチョウの葉です。
目を地上から天上に移すと、雲一つな
い青空が広がっています。
広い広い青地を押しのけて、精一杯手
足を伸ばしていたのは、寒風をものとも
しないイチョウでした。
前回の問題 解答
与謝蕪村が68歳で亡くなるのは、十二
月です。
今日の問題
「獺」は、何と読むでしょう。
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