〈 能登半島・禄剛崎 〉本州の海岸線一周 その62

 能登半島東岸を進んで県道28号線(大谷・狼煙・飯田線)に入ると、すぐに長手崎が見えてきます。
 この長手崎が、石川県の最西端であり、本来は能登半島の最先端に当たります。
 ただし、世間的には県道28号線をさらに進んだ狼煙地区にある禄剛崎が、「能登半島の最先端」と呼ばれています。

 禄剛崎は、「能登半島の最北端」であり「石川県の本州側最北端」であるかのようにも、言われています。
 正確には、禄剛崎より直線距離で約2.4km西にあるシャク崎が、「能登半島の最北端」であり「石川県の本州側最北端」であり「能登半島の最先端」です。

 いずれにしても、禄剛崎が能登半島の数ある岬の中で群を抜いて有名なのは、禄剛崎灯台が存在しているからでしょう。
 禄剛崎は、日本海と富山湾との分岐点であり、能登半島沿岸における外浦と内浦との分岐点であり、沖合は暗礁が続く難所でした。
 そこで、江戸時代にはのろし(狼煙・烽火)を上げて、沖を航行する船に岬の位置を知らせました。
 明治に入った1883年、日本海側で三番目に、能登半島で最初に建設されたのが、禄剛崎灯台でした。

 2024年1月1日に発生した能登半島地震により、禄剛崎灯台のレンズは破損して、発光が弱くなってしまいました。
石川県 禄剛埼

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 「朝鮮通信使」の「通信」とは、「お互いが信(よしみ)を通わしあう」という意味です。 
  
 

 
      今日の問題  
 禄剛崎灯台の所在地名の◯◯に入る漢字は、何でしょう。
   石川県珠洲市◯◯町 イー51
        

 

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