夜の九時過ぎ、家路につく塾生達と
入れ替わりにトンボが一匹、塾舎へ
入ってきました。
トンボは、壁に張り付いたまま、
微動だにしません。
「数学を学びたいの」
「英語を学びたいの」
「おなかが空いてるの」
・
・
何を聞いても、トンボは返事を
してくれません。
トンボが地球上に登場したのは、
数億年も前。
日本列島もできていなければ、
人類も存在していません。
トンボが塾舎に入ってきたのは、
長い長い地球の変動を語るため
だったのでしょうか。
自身が深く関わってきた、秋津島
(日本列島)の形成を伝えるため
だったのでしょうか。
翌昼、塾舎の周りは時ならぬ
トンボの群れ。
六月の一夜を塾舎で過ごした
トンボは、群れと合流してアッと
言う間に飛び去っていきました。
前回の問題 解答
continueの単語を綴る問題です。
今日の問題
三億年前、トンボは最大でどの位
大きかったでしょう。
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