テ・ワンガ=ヌイ=ア=タラ(マオリ語・ウェリントン)
は、坂の街であり、丘の街です。
街の中心部と丘の中腹にある住宅街を結んでいるの
は、ケーブルカーです。
ケーブルカーと言えば、たいていは、観光地にあっ
て、山麓と山上を結んでいます。
テ・ワンガ=ヌイ=ア=タラの場合は、丘の上に植物園
や博物館があるので、観光路線の役割も、果たしてい
ます。
同時に、地域住民の足の役割も果たしています。
丘の麓にある駅を出発すると、トンネルです。
トンネルを抜ければ、途中の駅に停車します。
下車する客は、付近一帯に広がる住宅街の住民のよ
うです。
駅の周囲に、商店はありません。
純然たる住宅ばかりです。
丘の中腹の住民は、ケーブルカーで下りて丘の下に
ある商店街で買い物を済ませ、ケーブルカーで昇って
帰宅します。
重い荷物を抱えながら坂を登るとしたら、大変な労
力を要するでしょう。
テ・ワンガ=ヌイ=ア=タラのケーブルカーは、丘の中
腹にある住宅街に住む人々にとって、欠かせない生活
路線でした。
テ・モアナ・オ・テウカワ(クック海峡)
テ・ワンガ=ヌイ=ア=タラ紀行 その一
前回の問題 解答
シシユズ(オニユズ)は、ユズの仲間でなく、ブンタ
ンの仲間です。
今日の問題
テ・ワンガ=ヌイ=ア=タラのケーブルカーは、1902年
に開通したので、来年は何周年になるでしょう。
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