現代には、時計も、カレンダーも、あります。
磁石も、地図も、あります。
星に頼らずとも、生活できます。
それでも、星の瞬きは、なぜか人の心を温かくしてくれます。
山中深く一人野営した時など、雲間に星の光を見つけると、とても心強くなります。
自分が誕生した時点に発した光かもしれないと想像すると、とてつもない距離で隔てられていることを忘れて、親しみを覚えてきます。
七夕飾りを作ったり、クリスマスツリーにお星さまを掛けるのも、星と人との深い繋がりの、現れでしょう。
冬の夜空は、澄み切っています。
星々は、輝きを一段と増しています。
寒いのは難点ですが、星に願いを懸けるには絶好の時期です。
< 完 >
ヘール・ボップ彗星
出典『ニュートン 2020年10月号』ニュートンプレス
〈 星空で世界遺産を目指すタカポ(テカポ) 〉
テ・ワイ・ポウナム紀行 その9
前回の問題 解答
オーストリアの圧政と闘うスイスを題材とした歌劇『ウィリアム・テル』を作曲したのは、ロッシーニです。
今日の問題
1月22日(新月)と23日の日の入り後、西の低空で接近するのは、太陽系惑星の何星と何星でしょう。
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