韓国併合と石川啄木

 1910年8月22日に「日韓併合に関する
条約」が調印され、同29日に「日韓併合
に関する宣言」が出され、大韓帝国は
大日本帝国に吸収されます。

 だからといって、大日本帝国憲法は
朝鮮半島に適用されません。
 韓国総督府による強圧政治が行われ
ます。

 「犯罪行為」と見なされると、裁判に
付されず、警察や憲兵によって即決さ
れます。
 笞打ちの刑も、乱用されました。

 会社は、韓国総督府の認可が要りま
す。
 御用新聞社以外の報道各社は、のき
なみ解散させられます。

 自由な思考は許されず、朝鮮語を使
用できず、名前は日本風に替えさせら
れ、信仰も替えさせられます。

 石川啄木は、この状況を次のように
詠んでいます。

  時代閉塞の現状を奈何にせむ
  秋に入りて
  ことに斯く思ふかな

  地図の上
  朝鮮国にくろぐろと墨をぬりつつ
  秋風を聴く

kankoku heigou ishikawa takuboku

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
  日本の食糧自給率(カロリーベース)は、
1965年の73%から2015年の39%へ、低下
しています。

 

        今日の問題 
 韓国併合とともに実施された「土地調
査事業」によって、朝鮮人の農民はどう
なったでしょう。

 

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