月別アーカイブ: 2020年4月

< アラスカ大学博物館 > アラスカ・フェアバンクス紀行 その4

 フェアバンクスの市街地から北西方向へし
ばらく自転車を走らせると、丘陵一帯がアラ
スカ大学フェアバンクス校になっています。
 その一角に、アラスカ大学博物館がありま
す。
 アラスカの自然や歴史が把握できるように、
様々な展示があります。

 今から14万年前ごろの氷河期、現在はユー
ラシア大陸と北アメリカ大陸を隔てているベ
ーリング海峡は、ベーリング亜大陸とも呼べ
る広大な大地でした。
 その大地を、ユーラシア大陸から北アメリ
カ大陸へ、マンモスが進出してきました。

フェアバンクス マンモス 化石
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マンモスを追うかのように、ヒトもユーラ
シア大陸から北アメリカ大陸へ、進出してき
ました。

 マンモスが絶滅し、氷河期が終わって海面
が広がると、極北先住民は、豊かな海の幸を
求めて、極北の海に漕ぎ出して行きます。
 クジラなど相手がとてつもなく大きくとも、
乗船するカヌーがどんなに小さかろうと、打
ち寄せる波がどんなに高かろうと、敢然と向
かって行きます。

フェアバンクス カヌー 狩り
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アラスカの自然や文化が紹介されている中
で、第二次世界大戦とアラスカの関係を紹介
するコーナーがありました。
 ひときわ目立っていたのは、『JAPAN
ATTACKS U.S.』いう巨大見出しで始まる、19
41年12月7日付けのEXTRA(号外)でした。

 アラスカは、ハワイと並んで戦場になった
ため、第二次世界大戦(太平洋戦争)は、強い
関心事なのでしょう。

 < パイオニア パーク > 
   アラスカ・フェアバンクス紀行 その3


 < ゴールデン・ハート・プラザ >  
   アラスカ・フェアバンクス紀行 その2


 < ヘラジカの門柱 > 
   アラスカ・フェアバンクス紀行 その1

フェアバンクス 新聞 開戦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 「七郎鼠」という異名を持つ動物は、ドブネ
ズミです。
  
      今日の問題 
 今から14万年前ごろの氷河期、バイソンは
何大陸から何大陸へ渡って行ったでしょう。
         

 
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< かじるネズミ > 嫁が君 その10

 ネズミの仲間は、動物学上、「齧歯目」に分
類されます。
 「齧」の訓読みは、「かじる」です。
 「齧歯目」とは、「歯でかじる仲間」です。

 「齧歯目」に属する動物は、堅い物でもかじ
れる鋭い歯を持ち、リスの仲間・ヤマアラシ
の仲間・ネズミの仲間に、三区分されます。
 中でもネズミの仲間は、かじる能力がずば
抜けています。
 堅い果実の代表格であるクルミも、難なく
かじれます。

 ネズミの歯の鋭さは、コンクリートに穴を
開けてしまうほどです。
 コンクリート製の頑丈な堤防も、ネズミに
かかっては、木材とさほど変りません。

 壁だろうが、床だろうが、いとも簡単に出
入り口をこしらえます。
 かくして、ヒトの住まいは、ネズミとのシ
ェアハウスとされてしまいます。
               <つづく>

< 進化するネズミ >   嫁が君 その9

< 小型化したネズミ >  嫁が君 その8

< ネズミの害 >     嫁が君 その7

< 一年間に77kg >    嫁が君 その6

< 一回で23匹を出産 >  嫁が君 その5

< ネズミ算 >      嫁が君 その4

< 「根棲み」と「ネ住み」 > 嫁が君 その3

< 「ヌスミ」と「ネズミ」 > 嫁が君 その2

< 折り紙ネズミ >    嫁が君 その1 

ネズミ 折り紙
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 アラスカがロシア領からアメリカ領になっ
て100年を迎えたのを記念した祭典は、1967
年に開かれました。
  
      今日の問題 
 「七郎鼠」という異名を持つ動物は、何でし
ょう。
         

 
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< パイオニア パーク > アラスカ・フェアバンクス紀行 その3

 フェアバンクスの町を西に進むと、Airport
Wayと、Peqer Rdと、Chena Riyerに囲まれ
た、広大な公園があります。
 アラスカがロシア領からアメリカ領になっ
て100年を迎えたのを記念した祭典の際に、
開設されました。

フェアバンクス パイオニアパーク
 

 

 

 

 

 

 

 

 パイオニア パークは、アラスカの歴史を
紹介する公園です。
 先住民の住居は、土を盛り、丸太で土留
めをしてあります。

フェアバンクス 先住民 住居
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 アラスカがゴールドラッシュに湧いたころ
を思い起こさせるのが、砂金採掘用の機械類
です。
 今にも動き出しそうです。

フェアバンクス 砂金摂り機械
 

 

 

 

 

 

 

 
 
 西部劇のセットを思わせる町並みも、再現
されています。
 アラスカは、先住民の気配も、ロシアの気
配も薄れ、アメリカ一色に染まっていきます。

 < ゴールデン・ハート・プラザ >  
   アラスカ・フェアバンクス紀行 その2


 < ヘラジカの門柱 > 
   アラスカ・フェアバンクス紀行 その1


フェアバンクス 西部劇 町並み
 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 三月十四日(太陰太陽暦・2020年のカレンダ
ーで4月6日)、江戸城松の廊下で起きたのは、
浅野内匠頭による吉良上野介刃傷事件です。
  
      今日の問題 
 アラスカがロシア領からアメリカ領になっ
て100年を迎えたのを記念した祭典は、何年
に開かれたでしょう。
         

 
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折れた枝にも 桜咲く

 八街市の南西部、下総台地に谷津が複雑
に入り組んだ地形に、根小谷・用草地区が
あります。
 車を走らせると、台地から谷津田へ、谷
津田から台地へと、下っては上る、上って
は下るの連続です。
 そのうち、台地の区間は、両側が桜並木
になっています。

 ハラハラと舞い散る花散らしの様子を写
真に撮っていると、一本の桜が目にとまり
ました。
 幹と並行して、直径15cmぐらいの枝が垂
れています。
 枝には、桜が満開です。
 地面寄りの枝の先端は、切断されていま
すが。

根小谷の桜 2020 全体
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 天空寄りの枝の先端を見上げると、幹か
らダランと垂れ下がっています。
 おそらく、昨秋の風害で、折れたのでし
ょう。
 皮一枚で繋がった枝は、並行する幹に励
まされながら、冬を耐え抜き、春を謳歌し
ていました。
 
根小谷の桜 2020 部分
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 The Golden Heart Cityという標語を有する
アラスカの都市は、フェアバンクスです。
  
      今日の問題 
 今日三月十四日(太陰太陽暦)、江戸城松の
廊下で起きた大事件は、何でしょう。
         

 
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< ゴールデン・ハート・プラザ > アラスカ・フェアバンクス紀行 その2

 19世紀末から20世紀初頭にかけて、アラス
カはゴールドラッシュに湧きました。
 ユーコン川の一支流であるチェナ川流域で
も、金が発見されて交易所が建ち、町が形成
されます。
 町は、当時のアメリカ副大統領に因んで、
フェアバンクスと名付けられます。

 フェアバンクスの中心部にあたる広場は、
往時のゴールドラッシュを後生に引く継ぐか
のように、Golden Heart Plazaと言います。
 
 広場の中央には、防寒着に身を包んだ母子
像が立っています。
 標題は、Unknown First Familyです。
 副題は、Proud to be Alaskanです。

 チェナ川を挟んで広場の北側には、白亜の
教会が建っています。
 Immaculate Conception Churchです。
 フェアバンクスの中で、最も古い教会にな
ります。

 フェアバンクスは、近郊に現在も採掘を続
ける金鉱山があり、アラスカ内陸部の中心都
市の役割を果たしています。
 

 < ヘラジカの門柱 > 
   アラスカ・フェアバンクス紀行 その1


フェアバンクス ゴールデン・ハート・プラザ
 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 「国際こどもの本の日」を4月2日としたのは、
アンデルセンの誕生日に由来しています。
  
      今日の問題 
 The Golden Heart Cityという標語を有する
アラスカの都市は、どこでしょう。 
         

 
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鈴の鳴る道 鈴の鳴り渡る世界

 新型コロナウイルス感染症が、全世界を席
捲しようとしています。
 日に日に暗鬱の度が増していきます。

 星野富弘さんが脊髄を損傷し、首より下の
体が動けなくなった時、暗鬱をはるかに越え、
絶望感にうちのめされたことでしょう。
 しかし、星野さんは口が動けます。
 食事も会話もできます。
 口に筆をくわえれば、字も書ければ、絵も
描けます。
 時間はかかりますが、その分味わいは深ま
ります。

 歩けないので、車椅子が頼りです。
 歩ける時は平坦だと思えた舗装道路も、車
椅子で通ると凸凹だらけで、難儀のし通しで
した。

 ある日、車椅子に小さな鈴が取り付けられ
ました。
 凸凹に出会う度に、小さな鈴は「チリン」と
小さい音を鳴らします。
 その音を聞くようになって以降、凸凹道を
通るのが楽しくなったそうです。

 この暗鬱とした世界を、そこここで小さい
鈴が「チリン」「チリン」・・・と鳴り渡る世界
に変えていきたいものです。

 その鈴は、整えられた平らな道を歩いてい
たのでは鳴ることがなく、人生のでこぼこ道
にさしかかった時、揺れて鳴る鈴である。
 美しく鳴らしつづける人もいるだろうし、
閉ざした心の奥に、押さえこんでしまってい
る人もいるだろう。
 私の心の中にも、小さな鈴があると思う。
 その鈴が、澄んだ音色で歌い、キラキラ輝
くような毎日が送れたらと思う。
 私の行く先にある道のでこぼこを、なるべ
く迂回せずに進もうと思う。
  『鈴の鳴る道』 星野富弘 著 偕成社

鈴の鳴る道
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

     前回の問題 解答
 北アメリカ大陸のヘラジカがムースと呼ば
れるのに対して、ユーラシア大陸のヘラジカ
はエルクと呼ばれます。
  
      今日の問題 
 「国際こどもの本の日」を4月2日としたの
は、誰の誕生日に由来しているのでしょう。
         

 
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< 大地の気 > 「気」と「氣」 その11 健康気功教室

 氣功をしていると、足の色が変わります。
 二階の床まで数m隔たっているものの、大
地は、大地に最も接近している足に対して、
強い影響力を及ぼしています。

 動物は、自然環境の変化などに対応して、
住む場所を自由に移せます。
 一方の植物は、根を張った大地の一画から
移動できません。

 それにもかかわらず、動物の寿命が長くて
も200年程度なのに対して、植物の寿命は数
千年に及ぶものもあります。
 その差が何に由来しているかといえば、植
物が大地の氣を存分に吸収しているからでし
ょう。
 根を地中深く広く張り巡らし、長い長い歳
月をかけて養ってきた大地中の空気・水分・養
分を直に吸収できるおかげで、寒暖風雪に耐
えて長寿を全うできるのでしょう。
               <つづく>

    < 健康気功教室 >
と き  毎週木曜日 10時30分~12時
ところ  開進学園  二階 広間
連絡先  電話  043-273-6613
メール kokyu@kaishin.jp.net

 < 空気と地球(大地) > 
     「気」と「氣」 その10 


 < 気の空間 >
     「気」と「氣」 その9


 < 皮膚を通じて >
     「気」と「氣」 その8 


 < 口や消化器官を通じて >
     「気」と「氣」 その7


 < 鼻を通じて >
     「気」と「氣」 その6

 < つながる個体 >
     「気」と「氣」 その5


 < 地の気配 >
     「気」と「氣」 その4
 


 < 大地の変化 >
     「気」と「氣」 その3


 < 天の気との交わり >
     「気」と「氣」 その2

 < 外国人を悩ます一字 >
     「気」と「氣」 その1


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