火の山(下関市)は、その昔に狼煙台が設置
され、眺望が開けた所です。
目の前は関門海峡で、対岸には古城山(北
九州市門司区)が迫ります。
その間(早鞆の瀬戸)は、関門海峡の中でも
最も狭く、600mほどしかありません。
海底には関門国道トンネルと新関門トンネ
ル(新幹線)が、海上には関門橋(高速道路)が、
建設されています。
火の山の眼下(関門海峡の下関側)は、壇ノ
浦と呼ばれます。
平安時代の末期、平家と源氏との最終決戦
が行われました。
当初は、西から東へ流れる潮流を利用して、
西側から攻めた平家が優勢でした。
後半、東から西へと流れを反転させた潮流
を利用して、東側から攻める源氏が優勢にな
ります。
源氏側は平家側の船を操る水夫達に狙いを
定めたため、平家側の軍船は身動きがとれな
くなります。
もはやこれまでと悟った平家側は、次々と
海中へ身を投じていきます。
その中には、祖母から「浪の下にも都のさ
ぶらふぞ」と諭された安徳天皇(六歳五ヶ月)
も含まれていました。
前回の問題 解答![]()
「嫁じょ」という異名を持つ動物は、ネズミ
です。
今日の問題
火の山(下関市)の標高は、どれほどでしょ
う。
A 2m
B 26m
C 268m
D 2682m
E 26827m
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