富里の一画に、ブルーベリーが生い茂る農園があります。
農園の中にお邪魔すると、林立する木々には今が旬とばかりの実が、たわわに実っています。
メンデイト
サウスランド
ホームベル
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何種類もあるブルーベリーのいずれもが、甘い味覚と甘酸っぱい嗅覚を満喫させてくれます。
ブルーベリー畑をここまで整備し発展させるためには、農家の方々の並々ならぬ労苦が費やされてきたことでしょう。
加えて、69年前の決起なくしては、現代の光景を目にすることはできなかったでしょう。
1965年に、｢新東京国際空港公団法｣が公布され、新空港が富里に｢内定｣されます。
その報道を耳にした富里の人々は、すぐさま反対運動に身を呈します。
千葉市内の県庁まで、耕耘機に分乗したデモンストレーションが敢行されます。
県庁では、知事室内に入り込んで、空港反対を訴えます。
大規模な農地不買運動＝マンモス登記運動も展開されます。
富里村議会も、隣接する八街町議会も、空港反対の決議を採択します。
このような空港反対運動の盛り上がりによって、｢富里空港｣は廃案となります。
現代に光り輝く富里の沃野は、農家の方々と空港反対運動に尽力された方々の、血と汗の結晶です。
春の到来を象徴する食材(植材)・ナノハナ
｢七種粥｣と｢七草粥｣
前回の問題 解答
千葉県へ空襲してきたイギリス機が、長南町で撃墜され、一宮町で搭乗員が殺害されたのは、1945年の8月15日です。
今日の問題
1889年に13ヶ村が合併してできた｢十三の里｣は、｢十三里｣を経て、｢何里｣になったでしょう。