『 サハラ・サバク 』 10月の開進学園だより

 サハラ・サバクを訪れると、それまでの「自動車は通れず、ラクダに頼るしかないのが砂漠」という思い込みとは、明らかに違っていました。
 四輪駆動車(4WD)に乗り換えなくとも、自由気ままに走行できる、地盤が堅い平原が続いていたからです。
 ラクダに跨って進む砂地や砂丘もありましたが、ごく一部でした。

 「砂漠」という表記は、「砂漠=砂サバク=砂地形」を連想しがちです。
 そこで、「沙漠」という表記が出てきました。
 童謡『月の沙漠』も、日本沙漠学会も、「砂漠」ではなく「沙漠」を採用しています。
 ただし、「砂」も「沙」も「漠」も、意味の上では「すな」で繋がっています。

 サバクは、乾燥の度合いが著しい気候を表しており、砂とは関係ありません。
 年間降水量が、年平均気温から算出された乾燥限界の半分を下回れば、サバク気候と判定されます。

 サハラ・サバクにあるホテルは、室内のベットで休むか、屋外のテントで休むか、選択制になっています。
 屋外のテントを選択すると、風よけがあるだけで、屋根はありません。
 大地に直に置かれたマットに横たわると、眼の先には空を覆い尽くすほどの星々が煌めき、その間を流れ星が幾つも降り注いでいました。

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     前回の問題 解答
 関門橋が開通した1973年前後、日本も世界も石油ショックに大騒ぎでした。
                     

 
 
     今日の問題  
 一年ごとに拡大するサバクの面積は、地球全体で何㎢でしょう。
   A 約6㎢
   B 約60㎢ 
   C 約600㎢ 
   D 約6000㎢
   E 約60000㎢
   F 約600000㎢

    

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