パラグアイのイグアス移住地を、12歳
の時に日本から移住された方に、案内し
ていただきました。
太平洋を渡る移住船は、大時化にあい、
45度も傾いた。
大変な状況で、同乗していた移住花嫁
が吐いた汚物を、素手で洗った。
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現地では購入できないだろうと、鉋や
鋸などの大工道具、鍋や釜などの炊事道
具・・・持てる物はすべて、移住船に積み
込んで来たそうです。
風呂釜も入っています。
待っていたのは、農地とはほど遠い大
森林。
毎日毎日、木を切り倒しては、根を掘
り返す作業が、続きます。
ある程度作業が進むと、森林を野焼き
します。
危険と隣り合わせの日々です。
移住の苦労を伝えるセンターの前庭に
は、切り倒された大木が、保存されてい
ました。
前回の問題 解答
中江兆民は、『一年有半』で次のよう
な理想を提示しています。
万国を隔てる国境をとりはらう。
戦争をやめる。
貨幣を一つにする。
万国共通の役所を創る。
土地所有権を廃す。
財産世襲権を廃す。
今日の問題
イグアス移住地の方々が、長年共通の
モットーとしてきた「繁栄より治安が大
事」には、どのような想いが込められて
いるのでしょう。
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