〈 北ヨーロッパの夏至 〉夏至の雨 その二

 夏至の日を特別に祝うのは、北ヨーロッパです。
 
 冬の間は、一日中暗い夜が続きます。
 冬至は、その日を境にして太陽の姿を見ることがで
きるため、一年中で最大の祭りを祝う日(キリスト教
と融合してからは、クリスマス)と、なります。

 冬至から半年が過ぎ、明るい昼が長く続く中に夜が
戻ってくる夏至は、冬至に次ぐ大切な祭りです。
 日本のような梅雨が無く、来る長い冬には陽光から
見放される北ヨーロッパの人々にとって、柔らかな陽
光に身を包まれる夏の期間は、日本に住む者には想像
も付かないほど大事なのでしょう。

 夏にアイスランドを訪ねた際、時計の針は夜を示し
ても、陽光を出来る限り吸収しようと、大勢の人々が
薄着になって公園で日光浴を続けていました。
 その時の気温は、十数℃。
 日本の感覚では、初春としか思えません。
 レイキャビク(アイスランドの首都・北緯64度)におけ
る、夏至の日の出は01時54分、夏至の日の入りは23時
04分でした。           <つづく> 

 〈 日照時間が短い夏至 〉  夏至の雨 その一

アジサイ 2
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       前回の問題 解答
 マスクの紐をかける耳介が小さかったり欠損してい
る状態は、小耳症と総称されています。
     

 
        今日の問題 
 レイキャビク(アイスランドの首都)における、夏至
の日の昼間時間は、何時間何分でしょう。
                

 
     夢を実現する学習塾  開 進 学 園
        ホームページ
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です