〈 建物皆無の空港 〉ラキウラ紀行 その3

 四人乗り小型機の、「無我雲中」の激動も、
ようやく終わりを迎えます。
 操縦席越しの窓には、眼下に島影が見えて
きました。

ラキウラ 操縦席越し
 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 着陸態勢に入った小型機は、森の中へ進み
ます。
 辺りには、人家も、農地も、見かけられま
せん。

 森の一角が、縦長な長方形の空き地になっ
ています。
 舗装はされていません。
 小型機は、小石によるブレーキの補助を受
けて、機体を止めます。

 空港ターミナル・格納庫・各種倉庫・・・など、
空港に必ず見かける建物は、まったくありま
せん。
 小型機が停まっていなければ、そこが空港
だとは、誰も思わないでしょう。

 すると、森陰から乗用車が一台、小型機の
そばまで進みよります。
 ラキウラからの乗客を乗せると、小型機は
瞬く間に離陸していきます。

 代わりに、小型機から降りた乗客を乗せた
乗用車は、森陰へ向かいます。
 そこに設置されていた門扉の鍵を締めると、
乗用車は街へ出発します。

 草木が刈られた細長い空地が、滑走路であ
り、空港のすべてでした。

 〈 四人乗り小型機で海峡横断 〉
        ラキウラ紀行 その2

 〈 オセアニア州の最南端 〉
        ラキウラ紀行 その1

ラキウラ 遠景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 1928年9月17日に亡くなった若山牧水の、
次の短歌の○に入る果物は、梨です。
  こほろぎのしとどに鳴ける真夜中に
   喰ふ○のつゆは垂りつつ

  
      今日の問題 
 ラキウラ国立公園に指定されているのは、
ラキウラの面積の何%に当たるでしょう。
   A 約25%
   B 約45%
   C 約65%
   D 約85%
                  

 
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