七夕と七日月

 今日は、七月七日(太陰太陽暦、カレ
ンダー・新暦では8月28日)で、七夕です。
 年に一度、彦星(アルタイル)と織姫星
(ベガ)が、天の川を越えて出会える日で
す。

 ただし、どんなに目をこらしても、彦
星(アルタイル)と織姫星(ベガ)は、接近
しません。
 二つの星が動いていないにもかかわ
らず、二つの星が出会えるためには、
誰かの手助けが必要です。
 
 彦星(アルタイル)と織姫星(ベガ)の間
にあって動くのは、七日月。
 上弦を明日に控えて、少し凹んでいる
月です。

 彦星(アルタイル)と織姫星(ベガ)の間
を、七日月がゆっくり進んでいきます。
 二つの星を乗せるかのように。

 七夕は、彦星(アルタイル)と織姫星(ベ
ガ)だけが主役ではありません。
 七日月も、主役の一員です。

 七夕を7月7日(カレンダー・新暦)として
は、ことの本質を見失います。
 七夕は、七月七日(太陰太陽暦)であっ
てこそ、彦星(アルタイル)と、織姫星(ベ
ガ)と、月(七日月)の、三者が織りなす、
壮大な一夜劇を鑑賞できるでしょう。 

nanoka tsuki

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 ティティカカ湖の広さは、瀬戸内海と
ほぼ同じです。

 

        今日の問題 
 織姫星(ベガ)は、全天で何番目に明る
いでしょう。

 

 夢を実現する学習塾  開 進 学 園
         ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です