厳寒をものともせずにフキノトウ

 厳しい寒さが続いています。
 地上に生きるヒトには、気温の低下が身に沁みます。
 とは言え、ヒトには衣類も住居も暖房もあります。
 一方、植物には衣類も住居も暖房もありません。
 それにもかかわらず、植物は平然と厳寒に耐えています。

 ヒトは、地表よりも数十~百数十cmほど上の気温を、敏感に感じ取ります。
 植物は、地表付近の地温を、敏感に感じ取ります。

 北海道農業研究センター(札幌市)が出している『羊ケ丘気象月報』の、2022年12月のデーターです。
 24時間の平均で、気温(地表から150cm)は、最高が2.8℃(13日)、最低が-10.2℃(19日)です。
 地温(地表から5cm)は、最高が2.1℃(01日)、最低が0.8℃(24~31日)です。
 気温の最高値ー最低値は、13.0℃です。
 地温の最高値ー最低値は、1.3℃です。
 最高値と最低値の差は、気温が地温の10倍にもなっています。

 変化の少ない地温に守られて、フキノトウが逞しく顔を出し始めました。
 
フキノトウ 2023

 <太平山の紅葉>

 <出流原の紅葉>

 <竹林寺の紅葉> 初冬の土佐路その二

 <五台山の紅葉> 初冬の土佐路 その一

 
 
       前回の問題 解答
 スヴァールバル条約でスヴァールバル諸島に基地を設けないと定めているのは、第九条です。
 オーランド協定でオーランド諸島の非武装を定めているのも、第九条です。
   
 

        今日の問題 
 フキノトウ(蕗の薹)の、「薹」とは何でしょう。
 

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