春遊 一休和尚

 後小松天皇の子として生まれた一休和
尚は、政争に巻き込まれた身を守るため、
六歳で仏門に入ります。
 十三歳から漢詩を創り始め、生涯に渡
って創り集めた千余首を納めたのが、
『狂雲集』です。
 仏教および僧侶の在り方を説いた漢詩
が多い中、人々の生き方にもふれていま
す。

  何事ぞ春遊 興未だ窮まらず
  人心は尤も是れ客盃の弓
  天堂成就し 地獄滅す
  日は永し 落下飛絮の中

   『一休和尚全集 第一巻』
      平野宗浄 著 春秋社 

 あれこれと思い悩まずに、春を大いに
満喫しましょう。
 そうすれば、地獄へ堕ちることなく、
地上界が天国となるでしょう。

 一休和尚 1481年十一月二十一日
     (2018年のカレンダーで12月
     27日)永眠
      享年 八十八

ikkyuu gazou
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 夢見草は、サクラの別称です。
 

      今日の問題 
 一休和尚の誕生日は、何月何日でしょ
う。

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