歳末のある日、玄関前の茶の木が、気
がかりになりました。
ふと違和感を感じたのです。
一見すると、いつもと同じ茶の木です。
それでも、違和感を感じた部分に、目
を近づけるとー。
葉隠れしたカマキリが、一匹いました。
その日は、真冬のような低温でした。
カマキリは、低温のために動けないの
でしょうか。
不動の宙吊り体形で、冬越しを目指し
ているのでしょうか。
翌日は、低気温が回復しました。
カマキリは、体を起こして、わずかに
動き出します。
しばらくして再び観察しようとすると、
カマキリの姿はありません。
より良い冬越し環境に向かって、旅発
ったのかもしれません。
前回の問題 解答
「空蝉」と「虚蝉」に共通する読みは、
「うつせみ」です。
今日の問題
茶の木に宙吊りしていたカマキリのよ
うに、動物が他の物に姿を似せることを、
何というでしょう。
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