プラスチックに代表される石油化学は、
暮らしを便利にしてくれた面はあるもの
の、命と健康を奪ってもいます。
巨大な高層ビルは、繁栄する経済の象
徴である反面、大空や陽光を奪う存在で
もあります。
石油化学製品も、コンクリートも、使
い終わった後、長期間に渡って、自然を
脅かしながら、残り続けます。
「残る文化」を追求する道は、いずれ限
界に突き当たります。
「残らない文化」に充実感を味わう道へ、
大地に根ざした生活へ、大地に生を受け
て大地に帰す循環型へ、進路を変えるべ
き時に来ているのではないでしょうか。
< 完 >
「富と権力の遺物」
残る文化・残らない文化その9
「箸 一膳」
残る文化・残らない文化その8
「土に戻せない廃棄物」
残る文化・残らない文化 その7
「木を素材の中心とした生活へ」
残る文化・残らない文化 その6
「文化生活」
残る文化・残らない文化 その5
「木製道具」
残る文化・残らない文化 その4
「木器文化」
残る文化・残らない文化 その3
「樹上生活」
残る文化・残らない文化 その2
「倒木」 残る文化・残らない文化 その1
前回の問題 解答![]()
茶の木に宙吊りしていたカマキリのよ
うに、動物が他の物に姿を似せることを、
「擬態」といいます。
今日の問題
木材の自給率は、2008年と2018年を比
較すれば、増加しているでしょうか、減
少しているでしょうか。
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