沖ノ島 台風の爪痕

 2019年9月9日、凄まじい風と雨を伴った
台風が、房総半島を襲いました。
 館山では、最大風速28.4m/s、最大瞬間
風速48.8m/sと、いずれも観測史上第一位
を更新しました。

 あれから半年が過ぎ、館山湾沖にある沖
ノ島は、海岸から見る限り、穏やかな風景
で佇んでいます。

沖ノ島 全景
 

 

 

 

 
 

 砂州を渡って島の林に入ると、様相は一
変します。
 大木も、小木も、軒並み倒れたり、傾い
ています。

 創建してから1000年近くになる、宇賀明
神の神木も、無惨な姿になっています。
 高さ18mで樹齢約300年のタブノキは、裁
断された状態でした。

沖ノ島 神木
 

 

 

 

 

 

 

 宇賀明神の裏側から表側に回ると、コンク
リート製の鳥居が、小枝を剪定鋏で切り取っ
たかのように、切断されています。
 屋根が損傷しても、祠はなんとか踏み留ま
っています。

 いずれにしても、台風の威力を思い知らさ
れた、沖ノ島でした。

沖ノ島 鳥居
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

     前回の問題 解答
 三室戸寺(宇治市)を訪ねると、五千坪もの
大庭園は、カエデやモミジなどの朱色で染ま
っていました。
 その中にただ一本、黄色く孤高を保って佇
んでいたのは、イチョウの木でした。
 

  
      今日の問題 
 沖ノ島が房総半島と繋がったのは、何が起
きたからでしょう。 
       

 
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