空中を飛ぶ動物 六月の学園だより

 鳥は、毎年驚異的な渡りをします。
 ヨーロッパアマツバメは、北ヨーロッ
パとアフリカ大陸の南部とを行き来する
五か月の間、陸地に降りないで飛び続け
ます。
 キョクアジサシは、北極圏と南極大陸
近海との間を、往復しています。
 インドガンは、高度9000mを飛び、ヒ
マラヤ山脈を超えています。

 鳥類が出現する前、大きな翼を羽ばた
かせていたのは、翼竜です。
 中でも、ケツァルコアトルスは、翼を
広げると12mにもなったと言われています。

 翼竜よりも古くから大空を飛んでいた
のは、翅(はね)を持つ昆虫です。
 たとえばトンボは、原生種とは比べも
のにならない程、大きな体をしていまし
た。翅を広げると70cmにも。

 爬虫類では、トビトカゲやトビヘビが、
飛びます。
 両生類では、トビガエルが飛びます。
 魚類では、トビウオが飛びます。

 哺乳類にも、空中を飛ぶ動物がいます。
  コウモリ
  ムササビ
  ヒヨケザル

 このうちヒヨケザルは、サルと同じ霊
長目でもなく、コウモリと同じ翼手目で
もなく、独立した皮翼目に属することが
判明しました。
 しかも、遺伝子の解析により、皮翼目
は霊長目に一番近い関係にありました。

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      前回の問題 解答
 饅頭はもともと、肉や野菜を、小麦粉
を練って伸ばした物で包み、蒸した料理
でした。

 

        今日の問題 
 キョクアジサシは、毎年どの位の距離
を往復しているでしょう。
 

 

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