運航停止 ウェブ情報の盲点

 インターネットがあればこそ、自宅に居て
飛行機もホテルも予約できます。
 インターネットのおかげで、世界各地を
一人旅できます。
 しかし、ウェブ情報に限界があり、
時には事実と異なる場合もあることを、
忘れてはなりません。
 現地に行かなければ把握できない
情報は多いのです。
 2014年8月12日、ブジュンブラ空港
(ブルンジ・アフリカ大陸中部)で、エンテベ
(ウガンダ)行きの飛行機を待つ乗客は、
私一人でした。
 出発時間が迫ってもカウンターが開きません。
 空港職員に尋ねると、航空会社のエア・ウガンダ
は、運航を停止しているとのこと。
 現地では、周知の事実なのでしょう。
 だれも待っていませんでした。
 写真は、飛行機の発着がない昼間の時間帯に、
私一人のために開いてくれているような
ブジュンブラ空港の食堂です。


 這々の体で帰国し、航空券販売会社に連絡
すると、次の返事が届きました。
   - - - - - - - -
  ウェブで調べた限り、エア・ウガンダの
ホームページに特別の記載はない。
 ブジュンブラ発エンテベ行きの便に、
変更の情報はない。
 8月12日にブジュンブラ発エンテベ行きの便
が飛行しなかった証拠はあるのか。
   - - - - - - - -
 9月に入っても、ウェブ情報を検索する限り、
エア・ウガンダは運航を停止していません。
 「ブジュンブラ発エンテベ行きの便は、
8月12日も運航した」となっています。
 ウェブ情報が絶対的とされれば、
実体験は軽んじられます。
 夢物語か作り話に思われかねません。
 写真は、ブジュンブラ空港の両替所で
両替してもらったブルンジの紙幣です。
 私が両替するや、両替所は店じまい。
再び開けてはくれませんでした。
 詳しくは、『 月刊 学びあう輪 
はらはら アフリカ 』 を、お読み下さい。


    starblue 前回の問題 解答 starblue
 「石川啄木」です。
     starpink 今日の問題 starpink
 ブルンジが面している、古代湖
(世界で二番目に古い)の名前は
何でしょう。
      開 進 学 園  ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です