<ロシア正教会> アレウト紀行 その四

 ウナラスカのアメリカ風の住宅が立ち
並ぶ辺に、異彩を放つ建物が目を引きま
す。
 独特な丸みを帯びた尖塔が特徴的な、
ロシア正教の教会です。
ウナラスカ 教会 遠景
 

 

 

 

 

 

 

 

 ロシア帝国は、「毛皮の王様」と評され
るクロテンを独占するため、シベリアか
らカムッチャッカ半島に至る、広大な領
地を獲得します。
 クロテンが枯渇すると、ラッコの毛皮
を求め、千島列島やアレウト列島へ侵攻
します。
 海洋での危険な狩猟は、アレウト族の
人々に、奴隷のように強要します。
 安酒とロシア正教をあてがいながら。

 ロシア本国から非常に遠く離れたアレ
ウト列島の東部に建てられた「ロシア正
教会・聖キリスト昇天大聖堂」は、「ロシ
アが支配していた当時の様子を伝える唯
一の建造物」と、言われています。

<メモリアルパーク>  
         アレウト紀行 その三


<ダッチハーバー> アレウト紀行 その二

<アレウト列島> アレウト紀行 その一

ウナラスカ 教会 全景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 桜町遺跡(富山県)で発掘された、高度
な加工が施された木柱は、定説より2000
年も遡る縄文時代に、高床式建物が建造
されていたことを、明らかにしました。

 

      今日の問題 
 19世紀の後半、一頭分当たり1000万円
を超える高値が付いていたのは、何の毛
皮だったでしょう。

 
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