< 最北のブランコ > 北アメリカ大陸最北端 その4

 1901年、ウトキアグビックの当時の人口50
0人の24%が、二ヶ月の間に亡くなりました。
 麻疹の感染が、原因でした。
 生肉を食べる習慣が廃れ、抵抗力が弱くな
っていたためです。

 生肉は、アザラシなどを皮を剥ぐだけで、
天然の冷凍庫に置かれて凍結する、肉の塊で
す。
 ビタミンを始め、様々な栄養分が豊富に含
まれています。

ウトキアグビック 毛皮
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ウトキアグビックの街には、天然ガスが配
管され、暖房が完備されています。
 自然環境に即した生活から、「自然環境を
克服した生活」へ、転換しています。

 狩りをして毛皮を野外に吊す光景は、希少
になりました。
 郊外にある極北先住民の家屋は、無人の状
態です。
 その傍らには、ブランコが風に揺らいでい
ました。
 北アメリカ大陸で最北の地に立つブランコ
でしょう。

ウトキアグビック ブランコ
 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 3月23日は、WMOが定めた「世界気象の日」
です。
  
      今日の問題 
 ウトキアグビックの最低気温は、何度でし
ょう。
  A ー49℃ 
  B -39℃
  C -29℃
  D -19℃
  E - 9℃
         

 
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