「家康の生死を分けた大樹寺」 西三河紀行 その三

 時は、戦国時代。
 家康の父親は殺され、家康自身は長ら
く人質生活を送らざるをえませんでした。

 ようやく人質生活から解放されると、戦
の連続です。
 その中の一戦・桶狭間の戦いに敗れた
家康は、這々の体で菩提寺である大樹寺
に逃れ、自害して果てようとします。

 その家康に向かって、住職が諭します。
 「戦国の乱世を収束させ、平和で暮らし
易い世の中と成すのが、そなたの役目」

 家康は、これを聞いて自害を想い止め
天下統一に邁進します。

 大樹寺には、徳川歴代将軍の位牌が安
置され、見学できます。
 位牌の高さは、亡くなった時点の身長と
同じに造られています。
 ちなみに、家康の位牌の高さは、159cm
です。

daijyuji 2017

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 山背大兄王一家の、15人が殺害されま
した。

 

        今日の問題 
 生類憐みの令で有名な、五代将軍綱吉
の位牌の高さは、どれほどでしょう。

 
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