4000年来の夏至祭り

  今日は、夏至。
  太陽が黄経90度を通過した日。
  その瞬間(夏至点)は、日本時間で22日午前1時38分。
  残念ながら、夏至点の太陽を見ることはできませんでした。
  冬至に比べて、日本では夏至に関して注目されていません。
  梅雨時で、晴天になりにくいからでしょう。
  一方、ヨーロッパでは夏至の日を中心に盛大なお祭りが行われます。
  ストーンヘンジ(イギリス)には、夏至の日の出を見るために、23000人もの人々が集まったと報じられています。

  
 
  ストーンヘンジは、今から4000年以上も前につくられた環状列石。
  25トンもの巨石がぐるりと取り囲んでいます。
  その隙間から、夏至の朝、太陽が昇り、内部まで陽が射し込んでくるそうです。
  さぞかし壮観なことでしょう。
  重機も何もない時代に、巨石を立て、その巨石の上にさらに巨石を載せる技術に、驚きます。
  さらに、夏至の日の出・日の入りの方角、冬至の日の出・日の入りの方角を、長期間把握し続けるために費やされた努力に、感動します。
  太陽があってこそ、地球も、自然も、人間も存在できると気付かされた日でした。

  
     starblue 前回の問題 解答 starblue
  横溝正史でした。
     starpink 今日の問題 starpink
  夏至の日を舞台にしたと言われているシェイクスピア作の戯曲は何でしょうか。
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