かぐや姫は、迎えに来た天人を待たせて認めた、帝への手紙の最後を、こう結びます。
今はとて天の羽衣きるおりぞ
君をあはれと思ひいでける
かぐや姫から手紙と「不死の薬」を受け取った帝は、次の歌を返します。
逢ふことも涙にうかぶ我身には
死なぬくすりも何にかはせむ
その上で帝は、かぐや姫から受け渡された手紙と「不死の薬」を、天に一番近い山の頂上で燃やすように命じます。
それ以来、天に一番近い山は、「ふしの山」から「富士の山」と呼ばれるようになったとのことです。
一方、翁(おじいさん)と妻の媼(おばあさん)は、血の涙を流し続け、病の床に伏したままだったそうです。
かぐや姫の物語(竹取物語)は、このような結末なっています。
今回の表現学習は、かぐや姫の物語をここで終わらせず、かぐや姫のその後を考えてもらいました。
Aさんは、かぐや姫を「月の国の王女」とし、「月の国を一緒に治める人」を探すため、地球をはじめとする星々を巡っていると、考えています。
Bさんは、月の世界に一旦戻ったものの、再び地球へ戻り、おじいさんやおばあさんと三人で楽しく過ごしたと、考えています。
Cさんは、月の光の中に消えたのではなく、地球上で遊んだり美味しいものを食べたり、幸せに暮らしたと、考えています。
〈 捜査と裁判 〉 表現学習の作品から
〈 あればいいな 〉 表現学習の作品から
前回の問題 解答
重茂漁業協同組合の経営理念・「天恵戒驕」で、◯に入る語句は、「感謝」「戒」「備」です。
天の恵みに◯◯し 驕ることを◯め 不慮に◯えよ
今日の問題
『月から星々へ旅するかぐや姫』において、かぐや姫や付き人が乗る車の動力源は、何でしょう。
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