〈 柳川城址と藩主別邸 〉築紫紀行その7

 柳川城は、15oo年代中ごろに築城され、1872年に廃城となるまで、400年近くの歴史を有しています。
 その名残は、総延長が新幹線の東京~広島間に匹敵する堀割に顕著です。
 城郭としては、僅かに石垣が残されているに過ぎません。
 本丸跡の丘の上には、小さい石柱が立っているだけでした。

柳川 城址

 柳川城址の南西隣には、藩主別邸があります。
 1738年に、城内にあった奥の機能が、移転されました。
 当初は「御花畠」と呼ばれたものが、やがて「御花」と呼ばれるようになりました。

 「御花」の庭園は、「松涛園」として今に残り、名勝に指定されています。
柳川 松涛園

 「御花」には、「立花家資料館」など、様々な建物があります。
 一部は料亭旅館となり、名勝に指定された建物内に宿泊できる、日本で唯一の存在です。

 迎賓館として建てられた、「西洋館」もあります。
 市内に電気の送電されない当時、自家発電によって電燈を灯したそうです。

柳川 西洋館2

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〈 神戸中華街・南京町 〉西摂津紀行その8

 

     前回の問題 解答
 こども研究所の調査によれば、中学生が夕食を食べてから寝るまでに、普段やっていることの第3位(70.0%)は「家族と話す」でした。
 自由に過ごせるなら本当はやりたいことの中で、「家族と話す」は、第12位(21.7%)でした。
   

 
 
     今日の問題  
 「御花」の中央部に展示してある、柳川に古くから伝わる吊るし雛の一種は、何でしょう。
         

 

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