カテゴリー別アーカイブ: 本に囲まれて

UFOが正式に降りる世界

 縄文時代の遮光器土器は、縄文人が
宇宙人と接していた証拠とする見方が
あります。

 かぐや姫が月の世界へ戻って行く
際の乗り物は、UFOを基にしている
という見方もあります。

 古代日本には、これらに限らず、
至る所にUFOが降りたっていたらしい
のです。
 古代日本から続く多くの地名は、
UFOに関係しているらしいのです。
 京都も、大阪も、神戸も。
 富士山も、御嶽山も。
 『日本地名はUFO飛来の記録
橋野昇一著 たま出版』によれば。

 UFOは、UFOを迎えようとする人々の
世界でなければ降りてこない。
 争いのない世界でなければ、降りて
くることはない。
    < 中略 >
 景気がよくなれば、自然破壊が早まる
だけだ。
 UFOに搭乗する天使たちは、地球を
見守っている。地球の人が真実に気付く
ことを、待っているのだ。

 UFOの日にあたり、UFOが正式に降り
てくる世界に、一日も速く到達できる
よう、願うばかりです。

ufo  chimei

 

 
 

 
 

 

 

 

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 

 
 

 
 

      前回の問題 解答
 「犬がものを食べている格好」です。

 

     今日の問題
 「戸」という漢字は、UFOとどの
ような関係があるでしょう。

 

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戦争はすんでも、戦争で殺される 壺井榮

 壺井榮は、小豆島で生まれ育ち、
東京に移り住んでからも小豆島とともに
人生を送ります。

 九歳で子守として働き出し、十四歳に
なると父と共に回船業の重労働に従事
します。
 苛酷な仕事のせいでしょうか、肋膜を
煩い、さらに脊椎カリエスに罹ります。

 東京に移り、様々な生活実態を知るに
つけても、原点に在り続けたのは、
小豆島の美しい風景と、それとは正反対の
小豆島の厳しい現実でした。

 1952年、『二十四の瞳』を発表します。
 岬の分教場に着任し、長い間を置いて、
再び岬の分教場に着任する物語です。

 わずか一年かそこらのうちに、三人の
死を迎えたわけだった。
 父のように大海の泡沫のなかに消えて
姿を見せない死、
 おばあさんのように病みほおけて
枯れ木のようになってたおれた生涯、
 昨日まで元気だったのが一夜のうちに
夢のように消えてしまった、はかない
八津の死。
 そのなかで八津の死はいちばん
みんなを悲しませた。急性腸カタル
だった。家のものにだまって、八津は
青い柿の実をたべたのである。
   < 中略 >
 戦争はすんでいるけれども、八津は
やっぱり戦争で殺されたのだ。

tsuboi  sakae

 

 
 

 
 

 

 

 

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 

 
 

 1967年6月23日 永眠
            享年 六十七

 

      前回の問題 解答
 曾我兄弟が仇討ちをした日で、必ず
雨が降ると言い伝えられています。
 「虎が雨」とも呼ばれます。
 今年は、7月2日にあたります。 

 

     今日の問題
 壺井榮は、『海辺の村』で小豆島を
何の形に喩えているでしょう。

 

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ブラックホールに近づいたら 五月のわくわく学習会

 ブラックホールに近づいたら、どう
なるのでしょう。 

 手を差し入れたら、手を抜くことは
できません。

 体が入ったら、逃げ出せません。
 止まってもいられません。

 やがて、バラバラになってしまうと、
考えられています。

 五月のわくわく学習会は、怖いけれ
ども、覗けるなら覗いてみたいブラック
ホールに、近づいてみます。 


  < 六月のわくわく学習会 >
と き  6月18日(土) 14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  ブラックホールと宇宙の謎
参加費  100円
連絡先   電話 043-273-6613
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net

 

  < わくわく学習会 最近のテーマ >
五月   宇宙の誕生
四月   人類の進化と環境
三月   睡眠効率
二月   日本の舞いと踊り
一月   囲碁と将棋の魅力
十二月  色の文化 赤と白と青と
十一月  麻とともに歩んできた道
十月   衣服の遷り変わりと日本の歴史
九月   日本のお菓子
七月   上方落語と東京落語
六月   俳句の力
五月   花道と華道
四月   茶の道
三月   日本史と能
二月   能の魅力
一月   白樺派と大正前期

brack  holl  ni chikaduitara

 

 

 

 
 

 
 

 

 

 

 
 

 
 

 

 

 

 
 

 

 
 

 

 

 

      前回の問題 解答
 「サガルマータ(ネパール側)、
チョモランマ(チベット側)」です。   

 

     今日の問題
 「ブラックホールに毛が三本」とは、
どのような定理でしょう。

 

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『宣言一つ』 有島武郎

 世界で辛亥革命やロシア革命が起き、
日本で労働運動・農民運動・部落解放
運動・・・が活発になる、1910~1920
年代。
 作家の一部は、『白樺』に結集して
反戦と平和を訴えます。
 武者小路実篤は新しき村を造り、
有島武郎は所有する農地を小作人に
解放するなど、作家活動を越えた取り
組みもなされます。

 時代状況が大きく変わる中、労働者と
知識人との関係を分析して書かれたのが、
有島武郎の『宣言一つ』です。

 思想と実生活とが融合した、そこから
生ずる現象 - その現象はいつでも人間
生活の統一を最も純粋な形に持ち来す
ものであるが - として最近に日本に
於いて、最も注意せらるべきものは、
社会問題の、問題として又解決としての
運動が、所謂学者若しくは思想家の手を
離れて、労働者そのものの手に移らうと
しつつある事だ。

 労働者や農民の第四階級が社会を
動かす主軸となろうとしている中で、
「第四階級以外の階級に生まれ、
教育を受けた」自分の立つ位置が
定まらず、自死を選択します。

 1923年6月9日 永眠
            享年 四十六 

arishima  takeo

 

 

 

 

 

 
 

 
 

 

 

 

 
 

 
 

 

 

 

 
 

 

      前回の問題 解答
 「第三の極」です。   

 

     今日の問題
 有島武郎は、解放した農園の将来を、
どのように語っているでしょう。

 

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マロリーが残した謎

 マロリーとアーヴィンの後を追って、
オデルが、サガルマータ(ネパール名・
チベット名でチョモランマ・イギリス名で
エヴェレスト)を登っていきます。

 突然大気が晴れて、エヴェレストの頂上
山稜とファイナル・ピークの全体が姿を
現した。わたしの視点は、稜線上のとある
岩のステップの下の小さな雪の背の上の
一個の小さな黒点のシルエットに釘づけに
なった。
 その黒点は動いていた。もう一個の
黒点が現れ、雪の上を登って背の上の
もう一個の黒点と一緒になった。

 1924年6月8日、オデルが見かけたのを
最後に、マロリーは消息を絶ちます。
 二つの謎を残して。

 一つは、マロリーが世界最高峰に
初登頂したのかどうか。
 もう一つは、「そこに山があるから
登るのだ」という名言が、マロリー
自身の発言なのかどうか。

 75年後、マロリーの遺体が発見
されますが、二つの謎は依然として
解明されていません。

marori-den

 

 

 

 

 

 
 

 
 

 

 

 

 
 

 
 

 

 

 

 
 

 

      前回の問題 解答
 「私の頭が枕に着地した瞬間」です。   

 

     今日の問題
 北極や南極に対して、世界最高峰の
山頂は、何と呼ばれているでしょう。

 

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元始女性は 平塚らいてう

 1910年に韓国を併合し、
大日本帝国は海外進出を強めます。
 そのような動きに抗すべく、『白樺』
が創刊されます。

 翌1911年には、『青鞜』が創刊され
ます。

 1912年には、第一次護憲運動が起き、
友愛会が設立されます。『近代思想』や
『平民新聞』も、創刊されます。

 大逆事件や特高の発足など、弾圧が
強まるのに対抗する動きが、活発に
なります。

 それらの中で、女性を勇気づけたのが、
平塚らいてうの『元始女性は』です。

 私は総ての女性と共に潜める天才を確信
したい。
 只唯一の可能性に信頼し、女性として
この世に生まれ来つて我等の幸を心から
喜びたい。
 私共の救い主は、只私共の内なる天才
そのものだ。

 最早女性は月ではない。
 其日、女性は矢張り元始の太陽である。
真正の人である。

 平塚らいてうは、女性の解放を願い、
戦争に反対し、平和を追究し、・・・、
様々な社会運動を続けます。

 1971年5月24日 永眠
             享年 八十五

hiratsuka raitehu syashin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        前回の問題 解答
 「6歳から19歳の13年ぶり」です。

 

     今日の問題
 下記の歌を詠んだのは、誰でしょう。
 小夜ふけてゆにひたりきく谷川の
   こころひとつに音まさりゆく

 

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心の城 歌集『香る代に』から

 開進学園叢書・歌集『香る代に』から、
心の城と題する短歌三首を紹介します。

   
   心うちに城もてゆかんその城を
    いかに築くやわれ迷いおり

   神のみぞ人の心を知りたもう
    他の人々の入れざる城
 
   会う瀬毎心の中を開けなば
    心の城も築けゆくらし

 
kaoruyoni  nanigotomo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

        前回の問題 解答
 「荻原井泉水」です。

 

     今日の問題
 徳川家康は、1560年5月23日、
岡崎城に帰りました。
 人質生活に入ってから何年ぶり
でしょう。

 

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