カテゴリー別アーカイブ: 本に囲まれて

元始女性は 平塚らいてう

 1910年に韓国を併合し、
大日本帝国は海外進出を強めます。
 そのような動きに抗すべく、『白樺』
が創刊されます。

 翌1911年には、『青鞜』が創刊され
ます。

 1912年には、第一次護憲運動が起き、
友愛会が設立されます。『近代思想』や
『平民新聞』も、創刊されます。

 大逆事件や特高の発足など、弾圧が
強まるのに対抗する動きが、活発に
なります。

 それらの中で、女性を勇気づけたのが、
平塚らいてうの『元始女性は』です。

 私は総ての女性と共に潜める天才を確信
したい。
 只唯一の可能性に信頼し、女性として
この世に生まれ来つて我等の幸を心から
喜びたい。
 私共の救い主は、只私共の内なる天才
そのものだ。

 最早女性は月ではない。
 其日、女性は矢張り元始の太陽である。
真正の人である。

 平塚らいてうは、女性の解放を願い、
戦争に反対し、平和を追究し、・・・、
様々な社会運動を続けます。

 1971年5月24日 永眠
             享年 八十五

hiratsuka raitehu syashin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        前回の問題 解答
 「6歳から19歳の13年ぶり」です。

 

     今日の問題
 下記の歌を詠んだのは、誰でしょう。
 小夜ふけてゆにひたりきく谷川の
   こころひとつに音まさりゆく

 

 夢を実現する学習塾   開 進 学 園
         ホームページ

心の城 歌集『香る代に』から

 開進学園叢書・歌集『香る代に』から、
心の城と題する短歌三首を紹介します。

   
   心うちに城もてゆかんその城を
    いかに築くやわれ迷いおり

   神のみぞ人の心を知りたもう
    他の人々の入れざる城
 
   会う瀬毎心の中を開けなば
    心の城も築けゆくらし

 
kaoruyoni  nanigotomo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

        前回の問題 解答
 「荻原井泉水」です。

 

     今日の問題
 徳川家康は、1560年5月23日、
岡崎城に帰りました。
 人質生活に入ってから何年ぶり
でしょう。

 

 夢を実現する学習塾   開 進 学 園
         ホームページ

田山花袋 『一兵卒』

 田山花袋が6歳の時、父親は西南戦争に
従軍し、熊本県益城で戦死します。

 田山花袋が33歳の時、日露戦争に従軍
写真班として参加、腸チフスに罹って
現地で入院生活を送ります。

 おそらく、この体験を基に創られた
のが、『一兵卒』です。

 出発の時、此の身は国に捧げ、君に
捧げて遺憾が無いと誓った。再びは
帰って来る気は無いと、村の学校で
雄々しい演説を為た。
 当時は元気旺盛、身体壮健であった。
で、さう言っても無論死ぬ気はなかった。
心の底には花々しい凱旋を夢みて居た。
 であるのに、今忽然起こったのは
死に対する不安である。自分はとても
生きて還ることは覚束ないといふ気が
烈しく胸を衝いた。
 此の病、此の脚気、たとひ此の病は
治ったにしても戦場は大いなる牢獄で
ある。いかに藻搔いても焦ってもこの
大なる牢獄から脱することは出来ぬ。

tayama katai syashin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 1930年5月13日 田山花袋 永眠
              享年 五十九
 
 

      前回の問題 解答
 「ピザ店をしていた実家のピザ」です。

 

     今日の問題
 「四里の道は長かった。」
 この書き出しで始まる作品は何でしょう。

 

 夢を実現する学習塾   開 進 学 園
         ホームページ

二足歩行の謎

 四月のわくわく学習会は、「人類の
進化と環境」をテーマとして、主に
「二足歩行の謎」に迫りました。

 人類がなぜ二本足で歩くように
なったかについて、様々な見解が
あります。

① 樹上生活を止めてサバンナで
 生活するようになったから

② 危険をいちはやく察知するため

③ 獲物を追いかけて狩るため

④ 両手で草を引き抜いて食べるため

⑤ 長い時間をかけて練習を重ねたため

⑥ 樹上生活中からすでに二足歩行を
 していた

⑦ ねぐらに食べ物を運ぶため

⑧ 真昼の暑さを避けるため

⑨ 生活環境が水辺に一変したため

 みなさんは、どう考えられますか。

 下図は、『 図説 人類の進化
デビッド・ランバート著 平凡社 』からの
引用です。

jinruino shinka
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の問題 解答
  「海面下 155m」です。

 

     今日の問題
 「⑨の水辺説」の例として挙げられる
動物は何でしょう。

 

 夢を実現する学習塾  開 進 学 園
         ホームページ

ローマ字日記 石川啄木

頬につたふ
なみだのごはず
一握の砂を示しし人を忘れず

 石川啄木の歌集『一握の砂』の第二首
です。

 『一握の砂』は、1910年に発行され
ました。
 その前年の四月から六月にかけ、
『ローマ字日記』が書かれています。

 それによると、4月9日は桜が九分
咲き、4月13日は二度寝をして
起きたのが11時だったため会社を
休んだようです。

 12日は、次のように綴られています。

 今日も昨日に劣らぬうららかな
一日であった。風なき空に花は
三日の命を楽しんでまだ散らぬ。
   < 中略 >
 人に愛せらるな。
 人の恵みを受けるな。
 人と約束するな。
 人の許しを乞わねばならぬことを
するな。
 決して人に自己を語るな。
 常に仮面をかぶっておれ。
 いつ何時でも戦の出来るように
いつ何時でもその人の頭を叩き得る
ようにしておけ。
 ひとりの人と友人になる時は、
その人といつか必ず絶交すること
あるを忘るるな。

 1910年に大逆事件が起きると、
真相を究明しようと奔走します。
 そして、『悲しき玩具』の出版が
契約された四日後でした。

 1912年4月13日 永眠
             享年 二十六

takuboku  shiki  kyoshi  syashin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
  「トド」と「ジュゴン」です。

 

     今日の問題
 石川啄木がローマ字で日記を書いた
理由は、何でしょう。

 

 夢を実現する学習塾  開 進 学 園
         ホームページ

進化の傷あと 四月のわくわく学習会

 人間は、なぜ二本足で歩くようになった
のでしょう。
 人間は、なぜ体毛を失ったのでしょう。

 『進化の傷あと』には、それぞれの特徴を
持つ、人間以外の例が挙げられています。
 
 二本足で歩く例 ー テングザル
 体毛が無い例 ー カバ

 両者に共通するのは、水辺に生息している
ことです。

 ということは、生活環境が水辺に激変した
ため、類人猿から人類が分岐したので
しょうか。

 四月のわくわく学習会は、「人類の進化と
環境」をテーマに考えます。


  < 四月のわくわく学習会 >
と き  4月16日(土) 14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  人類の進化と環境
参加費  100円
連絡先   電話  043-273-6613
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net

shinkano  kizuato

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
  「死刑をなくす」です。

 

     今日の問題
 『進化の傷あと』の中で、人間以外で
喉頭が後退している哺乳類として、例に
挙げているのは、何でしょう。

 

 夢を実現する学習塾  開 進 学 園
         ホームページ

page001

非戦論者 武者小路実篤

 第一次世界大戦を始めとして、世界各地で戦火が広がる中、武者小路実篤は『白樺』を創刊するとともに、戦争の愚かさを作品に発表し続けます。

『「嬰児殺戮」中の一小出来事』
『わしも知らない』
『その妹』
『ある青年の夢』
『又戦争か』
『平和協会の会長としての大隈伯』
『非戦論者』
『返してやらない』
『国家以上の国』
『手紙 四つ』
『八百人の死刑』
『雑感』
『俺は好んで』

 このうち、『非戦論者』(1915年作)の一部を紹介します。

 僕は自分が戦争に出ることは常に嫌いだ。
 さうして戦争の為に殺されるのも嫌いだ。
 しかし戦はなければ生きられない時には戦ふ。
 尤もさう云う時は考へられない。
 僕は戦へば殺す人間に属さないで殺される人間に属しさうだから。

 1976年4月9日 永眠  享年 九十

 くわしくは、『月刊 学びあう輪 1910年代と白樺派』を、お読み下さい。 

musyanokouji  saneatsu  zou

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
  公家風から、太刀を差す武家風に変わりました。

 

     今日の問題
 武者小路実篤は『雑感』の中で、戦争をなくすためにどうしたらいいと言っているでしょう。

 

 夢を実現する学習塾  開 進 学 園
         ホームページ