筑波山南麓にある筑波山神社境内で、大道芸「ガマの油売り」が実演されていました。
沖縄では、洞窟を「ガマ」と呼びます。
第二次世界大戦の末期、沖縄の住民と日本軍兵士は、逃げ延びた「ガマ」で、阿鼻叫喚を体験します。
漢字で「蒲」と書けば、植物の「ガマ」です。
古くは『因幡の白兎』でも書かれているように、薬草でした。
漢字で「蝦蟇」と書けば、動物の「ガマガエル・ヒキガエル」です。
神様のお使いでもあり、妖怪でもあり、生薬でもあります。
「蝦蟇」から取り出した生薬は、わずかな量しか取り出せないものの、様々な薬効があります。
そこで、先人達は生薬の取り出しに、試行錯誤を続けます。
苦難の道のりを今に伝えているのが、大道芸の口上「ガマの油売り」です。
己の醜い姿が、四方の鏡にバッチリと写るからたまらない。
・・・
ガンマ先生、ビックリ仰天いたしまして、御体から油汗をば、ダラーリ、ダラーリ、ダラーリと流しまする。
・・・
効能が分かったら、ドンドン買ったり、買ったり。
前回の問題 解答
可食部100g当たりのエネルギーで、クルミはイノシシの2.86倍≒約3倍もあります。
今日の問題
様々な症状に効くのに、「蝦蟇の油が効かない四つのもの」とは、何でしょう。
夢を実現する学習塾 開 進 学 園
ホームページ