今から数十万年前、現生人類の一部は、故郷のアフリカを離れて、西アジアへ移りました。
その後、西アジアに留まる一部を除いて、一部は西へヨーロッパへ、一部は北へシベリアへ、一部は東へアジアへ、居住範囲を拡大しました。
さらに、一部は南へオセアニアへ、一部はアメリカへ、渡って行きました。
どうして酷暑の熱帯に残ったのか?
どうして乾燥しきった砂漠を選んだのか?
どうして厳寒の極北を選んだのか?
どうして標高数千メートルもの高地を選んだのか?
日本列島に住む立場からは、不思議でなりません。
住みやすい所は、他にたくさんあるのに。
もっともそれらの地に住み続けてきた人々は、こう思っているかもしれません。
「地震や津波が何度も何度も襲い、危険極まりない日本列島から、どうして逃げ出さないのか」と。 < つづく >
東北地方太平洋沖巨大地震は、原子力発電所を襲い、13年を過ぎても広大な地域を立ち入り禁止にし続けています。
前回の問題 解答
大河津分水の工事には、延べ約1000万人が携わったとされています。
今日の問題
東北地方太平洋沖巨大地震で、マグニチュード6以上の前震は、2011年3月9日と10日に、何回発生したでしょう。
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