武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その2

 スヴァールバル諸島が、いつごろ発見され、そ
の後人類とどのような繋がりを持ってきたかは、
不明です。
 太陽が一日中沈まない夏の間でも、コケ類を中
心とした植生で、数cmほどの草花がごく稀に生
えているぐらいの厳しい自然環境では、人類の居
住は難しかったでしょう。

 極北のスヴァールバル諸島が脚光を浴びるよう
になったのは、17世紀に入ってからです。
 クジラの漁場としてでした。
 世界的に鯨油の需要が高まり、スヴァールバル
諸島にも、鯨油の加工場が建設されました。

 石油の掘削によって、捕鯨が廃れるのと入れ替
わりに、石炭が注目され出します。
 スヴァールバル諸島にも、炭鉱が相次いで拓か
れ、居住者が増えてきます。  < つづく >

スヴァールバル オーランド 白地図 ABC
    A 北極点
    B スヴァールバル諸島
    c オーランド諸島

 

 武器も基地も無い平和 スヴァールバル
   諸島とオーランド諸島 その1


 〈 レンタカーによる
   タスマニア島南北縦断の旅 〉
       タスマニア紀行 その八

 

       前回の問題 解答
 天王星や海王星では、大気があるのに酸素が含
まれていないのは、植物が無いためです。
  

 

        今日の問題 
 今日は、9月9日で、「九々の日」です。
 九々は、現代では「1 × 1」から始まり「9 × 9」で
終わります。
 では、古くは何から始まり何で終わったでし
ょう。

 
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